日本の精神科医が描いた『東京オリンピック想像図』がTwitter(トゥウィト)で話題を集めている。猛暑と旭日記応援、お台場の糞水(トンムル)、賄賂誘致などを描き、2日で約8,700余りの『いいね』がついた。

(Twitterキャプチャー)
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主人公は『Schneggemann(シュネゲマン)』というニックネームの日本人で、自身を精神科医と紹介している。自分についての紹介文で、「世の中が右に偏りすぎている」と明らかにしたことから、Schneggemannは進歩志向の人物と見られる。

Schneggemannは去る13日、自身のTwitterに『東京オリンピック想像図』を投稿した。絵は全て4コマに分けられられている。

一つは『猛暑』でマラソン(マラトン)など、競走する選手が炎天下で苦しむ姿が盛り込まれた。

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一番下には『お台場の糞水(トンムル)』が描かれている。

来年の東京オリンピックで、トライアスロン(トゥライエスロン)競技などが行われるお台場の海辺は最近、糞水の波紋で物議を醸した。お台場の海辺でオリンピック点検のトライアスロン・ワールドカップが行われたが、水質の悪化で大会が取り消された。大腸菌の数値が国際基準よりも2倍以上高く出たからである。

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大会に参加した選手は、「水が汚くて手が見えないほど」とか、「トイレの臭いがかなり酷い」と吐露したという。東京都はオイルフェンスを設置して頻繁に掃除すると明らかにしたが、オリンピックの開催まで1年も間がなく、効果があるのかは未知数だ。雨が多く降った場合、未処理の下水がお台場の沖合に放流されるシステムは根本的に変わらない。

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三つ目は『旭日旗応援』問題である。猛暑で傘の帽子をかぶった日本人の観衆が、旭日旗を持って応援する姿が表現された。橋本聖子オリンピック担当大臣は去る12日の就任記者会見で、韓国の旭日旗搬入禁止の要求について、「旭日旗は政治的意味の宣伝物にはならないと思う」と述べた。

旭日旗は日本が第二次世界大戦期中に使用した戦犯旗で、日本の軍国主義を象徴する。日本は旭日旗を掲げ、清国(チョンナラ)と朝鮮(チョソン)を侵略した。

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最後の四つ目は、『賄賂誘致疑惑』である。ロイターの報道によれば、フランス検察は東京オリンピック誘致の過程で賄賂を使った疑いで、日本最大の広告企画会社である電通(テンス)を捜査している。 電通が協力会社のAMSとともに国際陸上連盟(IAAF)のスポンサーの資金を横領し、東京オリンピック誘致の賄賂として使った疑いがあるというのである。フランス検察はスイス検察に関連証拠の確保を要請している。

猛暑と糞水、旭日旗と賄賂で染まった東京オリンピックの想像図に対し、日本ネチズンも反応を送っている。

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「地獄絵図のようだ」とか、「怖いよ怖いよう」、「この絵を公式Tシャツにすべき」、「放射能がなくて残念」、「想像図ではなく現実図」、「この絵を外信に広めたい」という共感のコメントが殺到した。

ソース:国民日報(韓国語)
http://news.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0013713104&;code=61131211