【思想家・内田樹】合従論再考 東アジア共同体 日韓連携を中核として、台湾、香港を結ぶ「合従」[10/10]
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AERAに先々週「合従」論を書いた。字数が制限されていたので、少し加筆したものをここに掲げる。
前から「東アジア共同体」を提唱している。日韓連携を中核として、台湾、香港を結ぶ「合従」を以て、米中二大国の「連衡」戦略に対応するというアイディアである。
荒唐無稽な話だが、最大の利点はこのエリアに居住している人々のほぼ全員が「合従連衡」という言葉を知っているということである。
戦国時代に燕・趙・韓・魏・斉・楚の六国同盟によって大国秦に対抗することを説いた蘇秦の説が「合従」。六国を分断して、個別に秦との軍事同盟を結ばせようとしたのが張儀の説いた「連衡」である。
歴史が教えてくれる結末は、より「現実的」と思えた連衡策を取った国々はすべて秦に滅ぼされたという事実である。
東アジアでは、中学生でもこの話を知っている。
だから、「米中二大国のいずれかと同盟する」という選択肢の他に「同じ難問に直面している中小国同士で同盟する」という選択肢が存在することを東アジアの人々は誰でも知っている。
「ほら、あれですよ、『合従』」と言えば話が通じる。
国際関係論上の新説を頭から説明しなくて済む。そして、「いや、『連衡』の方が現実的だ」と言い立てる人には、「連衡」を採用した国々の末路を思い出してもらう。その舌鋒をいささか緩和するくらいの効果はあるだろう。
日韓に台湾・香港を足すと、人口２億１０００万人、GDP７兆２５００億ドルの巨大な経済圏が出来上がる。これはEUの人口５億１０００万人、GDP１２兆８０００億ドルには及ばないが、
人口１４億、GDP１２兆２０００億ドルの中国に隣接する共同体としては十分なサイズだと言えるだろう。
何よりこの四政体は民主主義という同一の統治理念を共有している。
それはこの四政体の社会がいずれも直系家族制だからである。
直系家族制というのは、子のうち1人だけが親の家にとどまり，家産や職業を継承する仕組みのことである。しばしば祖父母から孫夫婦にいたる3世代が生活共同体を形成する。直系家族はフランス、ドイツ、アイルランド、南イタリア、スペイン、日本、韓国、タイ、フィリピンなどに見られる。
エマニュエル・トッドは世界を七つの家族形態によって分類した上で、そうやって描かれる世界地図において、境界線は人種にも、言語にも、宗教にもかかわりがないことを明らかにしている。
「明白で検証可能な唯一の一致は家族とイデオロギーのそれであるが、家族とイデオロギーというのはひとつの価値システムの二つの異なる表現レベルにそれぞれ相当するのである。」（『世界の多様性 家族構造と近代性』、荻野文隆訳、藤原書店、２００８年、７５頁）
家族形態が同型的であれば、めざす社会のあり方についてのイメージも同型的なものになる。
「このメカニズムは自動的にはたらき、論理以前のところで機能する」（同書、５０頁）
もう一度言うが、日本、韓国、台湾、香港はいずれも直系家族制の社会である。
中国は違う。中国は外婚制共同体家族制である。家産は兄弟に平等に分配され、結婚した後も親と子どもたちは同居する。兄弟の子ども同士は結婚できない。この家族制を持つ国は、中国、ロシア、ユーゴスラヴィア、ブルガリア、ハンガリー、アルバニア、ベトナム、キューバなどである。２０世紀に生まれたすべての共産主義国家はこの家族制の国である。
それゆえ、トッドは「共産主義とは何か？」という問いにこう答えたのである。
「共産主義、それは外婚制共同体家族の道徳的性格と調整メカニズムの国家への移譲である」（同書、７８頁）
中国が共同体家族制に移行したのは、秦の時代からである。
秦は共同体家族制であり、東方六国は直系家族制であった。つまり、「合従連衡」は単なる政治単位のマキャベリズム的な数合わせゲームではなかったのである。無意識のうちに、それぞれの国民は自分たちの家族制に固有の「道徳的性格と調整メカニズム」を国家像に投影していたのである。
という話を聴くと、２１世紀の「合従」論があながち荒誕な夢物語ではないことがわかってくるはずである。
ではなぜ嫌韓言説がこれほどまでにヒステリックに語られるのか？
それは日韓の間には「同族間の競争」マインドが伏流しているからである。私はそう考える。
続く
https://blogos.com/article/409789/
BLOGOS 2019年10月10日 12:14 何を訳の分からんことを長々と
一緒に成りたもの同士が話し合って、そんだけだろう
朝鮮とは人種が違う、黒人と白人の違いだ
キッチリ離れていた方が双方幸福 おいおい、内田は軍国主義者か？
日本の過去の侵略を反省しろよ
日本は過去の歴史を反省して、もう朝鮮半島にはコミットしないんで ＞荒唐無稽な話だが、最大の利点はこのエリアに居住している人々のほぼ全員が「合従連衡」という言葉を知っているということである。
だから、合従連衡なんて言葉はほとんどの人が知らないと思います。
言葉ぐらいは知っているかもしれませんが、蘇秦・張儀の逸話も含めて知っているのはごく少数じゃないですかね？ どれだけ頭が悪いんだよ
中卒でも中々お目にかかれないレベルの酷さ
香港はどうなっている
台湾は中国の圧力をどれだけ受けている
その中で中国の顔色ばかり伺う韓国を引き入れれば足を引っ張るだけになる
ロシアや米国レベルの軍事力保有してで無ければそもそも新しい極なんてのは作れない
馬鹿が物書きをやると理屈も通らないトンチンカンな主張をやる >>1
韓国は日本の信頼を失ってるのね
気づいてないのかな？ｗ 自ら「荒唐無稽」と言うように、ほとんど理論として成り立っていないが、内田氏の言う合従策には賛成である。
しかしながら、いまや米国へでも1日で行ける時代であり、近隣諸国でまとまる必要性は低い。（ないとまでは言わないが）
日本にはTPPと言う合従策があるではないか。
TPPを拡大強化して、環太平洋でまとまるべきである。
日韓が中核になる必要性などまるでない。 ﾊ,,ﾊ
（ ﾟωﾟ ) お断りします
／ ＼
((⊂ ） ﾉ＼つ))
（＿⌒ヽ
ヽ ﾍ }
ε≡Ξ ﾉノ ｀J >>460
＞・一人当たりGDPでは韓国は日本を追い抜く
これって、一部の金融系が唱えてるけど、額面(ドル建て) ではなく、実質(購買力平価)なんだよね。
途上国の南朝鮮の方が物価が安いということが大前提。
でも実際には、南朝鮮の方が物価は高いんだけど。
ビールですら日本から輸入しないとまともなものが手に入らないほど、生活水準が低いだけ。 >>468
そもそも「合従連衡」なんて古臭い故事を持ち出さなくても、「日英同盟」を持ち出せばいい話
日英同盟がなぜ成功したかというと、英国が日本の朝鮮と満州の権益を認める代わりにロシアの同盟国の牽制を担い、
日本は香港以西の英国の権益を認める代わりに対ロシアを担った
韓国は日本との国際的な分業を拒否しているし、対中国での共闘も拒否しているから、日本と同盟を結べない
日本の利益を認めないんだから、利益を分かち合う同盟は不可能 内田「さいきんヤングジャンプの『キングダム』で合従連衡が出たから、
小学生でも合従連衡は知っている！キリッ」 ・国は対等な協力関係を結ぶと必ず滅ぶ
・上下関係を明確にした合従によって共同体を結ばなければならない
・韓国があらゆる面で日本より優越しているのは誰もが認める自明である
ではなぜ嫌韓言説がこれほどまでにヒステリックに語られるのか？
・優越した韓国をリーダーに頂く共同体以外に日本が生き残る道がないのは誰もが知っているが、
・知性に劣る日本人は優越した韓国をリーダーに頂くことを拒み滅ぶことをことを選んだからだ。
・ちな、その滅びは米国あるいは中国に合従することによってである。（前提部分と矛盾するがケンチャナヨ） 左派ほど戦前右翼の大アジア主義を持ち出すのはなぜ？
アジアの連帯なんて幻想半世紀も前に潰れたろ。 wikiで経歴見たら朝日共産毎日系やったわこの人。 大アジア主義は偏狭な国家社会主義者と共産主義工作員の協奏で打ち立てられたものだから
人種差別植民地時代だったから致し方ない部分もあるが欧米列強にアジア他諸国が立ち向かえるわけでもなく無謀だった とは言え結果的には人種差別植民地時代を終わらせたわけでもあるので全否定するようなものでもない
うまく立ち回らないといかん >>480
左派は「（軍国日本の）大アジア主義ではなくて、（非国家主義・共産主義の）国際主義だ！」と主張すると思うよｗ
皮肉な話だけど、中国の鄧小平が「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」と思想より利益だと否定しているのに、
日本の左派は、「黒猫より赤猫の方が美しい色だ」と思想を前面に押し出した外交主張を続けている
まあ、天安門事件を起こした鄧小平だから、思想を完全に捨てることができなかったわけだけど、
日本の左派のように思想だけで食べていける地位にないから、正しくは無いけれど、しょうがない >>1
六国を分断して、個別に秦との軍事同盟を結ばせようとしたのが張儀の説いた「連衡」である
歴史が教えてくれる結末は、より「現実的」と思えた連衡策を取った国々はすべて秦に滅ぼされたという事実である。
秦と同盟を結んだのに、秦に滅ぼされた。
ここの歴史が教えてくれるのは、信用できない国と結ぶのは自殺行為ということだと思うが、 >>484
>非国家主義・共産主義の国際主義
それに近いのが、米国抜きのTPPなんだけどな
後は台湾が加われるか否かが焦点なだけで、韓国の出番は無い >>474
GDPだよ。
日本の背中が見えてきたのに、
韓国は2%、日本は1%未満のほぼゼロ成長だから。
ま、日本の自滅なんだけどね。
成熟した先進国でも、労働者の賃金を上げるという当たり前のことをしてれば
2%前後の成長はするのに、賃金強引に抑制して大企業ばかり儲けさせてきたから
国家のGDPと庶民が犠牲になった。
ぶっちゃけ韓国を反日と敵視してるけど、
それ以上に日本の国益を損なってるのが経団連。 これからは全て朝鮮人抜きであらゆる取り決めが行われます。
在日朝鮮人も除外対象ですね。 >>179
もう日本以外でも韓国のリスカブスぶりは知れ渡っているようだな。 つか、韓国の方が反日同盟の盟主になりたくてしょうがなくて
中国や北朝鮮、あるいは国連ユネスコアセアンなどの国際舞台で
反日同盟作ろうとして頑張っていて、周囲に呆れられてるだろうに。 合従なんてまともに機能しないんだがな
せいぜい関係を結んでしばらくの間は敵にならないというくらい
そして国家間の条約をろくに守らない国がありますね >>1
>中国は外婚制共同体家族制である。
>兄弟の子ども同士は結婚できない。
ん！？
韓国も外婚制共同体家族制だぞ。
韓国では兄弟、いとこだけでなく、本貫（ほんがん）
が同じ同姓同士でも結婚できない。
例えば、同じ全州の金氏一族という本貫が同じ場合、
何代前に分家していても絶対に結婚できない。
厳格に本貫（一族図）が監理されているので、親戚
でなくても結婚できないことが今でもある。
できない悲劇が今でもある。 >>493
夫婦別姓の問題で韓国が取り上げられることがあるが、韓国は選択できない夫婦別姓だしな 全州金氏に属する金さんは、自分の息子と娘は全州金氏の
本貫（族譜）に書き込めるが、自分の嫁さんが別の本貫の
金海金氏や忠州李氏の別の本貫なんで自分の本貫の族譜に
は入れないんだよ。
だから旦那が金姓でも嫁さんは李姓のまま。
これが朝鮮の夫婦別姓の理由。
そして、千年前に遡っても同じ本貫なら結婚できない。 このまま韓国を追い込んで経済最貧国にまで落とし込んでしまえば、
合従連衡がどうだとか言えないようになるんやで シナ、朝鮮関係無いの
パラオ、台湾で連合それから仲間を増やして行く
1はマヌケすぎて話に成らない >>1
この男の顔を見るたびに星島貴徳を思い出す。朝鮮半島へ帰るべき。 韓国は知恵遅れの役立たずなのになにをリーダー面してんのかと。 合従論はいちネラーの俺が提唱したんだがな
大国とつながる連衡策は最終的に国を滅ぼすと
合従により大国を牽制する、そのために日本がASEANに加盟することを説いた
人口7億の経済圏は自ずと国際ルールの決定権と拒否権を持つようになる
また一国一票制を原則とすれば、大国が合従の枠組みに参加することを実質的に阻止できる
そこに韓国など不要だ >>500
自分のダメさ加減理解してないからこその万能感。
一言で言うと厨二病。 内田さんは、まず週刊ポストの「韓国はいらない」で腹をたて、
すぐ編集長が謝罪したのを見てキレまくった
すぐ謝罪するなら書くな！
人間、ちょっと言ってみたい程度のことで刺激的なこと書いて悦に入る奴がいるが許せん。
とのこと。
ポストの編集長は、とかげのしっぽ切りとして用意していた精神病のやつを謝罪しただけと思うが
そこから、親韓派集めてアンソロジーをまとめているという。その流れで韓国を書かないといけないという、
ちょっとした事情があるので、つい適当書いちゃっただけだよ。許してあげな https://blogos.com/article/410385/?p=2
嫌韓言説を私はきわめて危険なものだと思っているけれども、
それは「覚悟がないまま発信されている」とか「実体経済に影響が出ている」
ということだけに基づくものではない。わが国の安寧を損ないかねない「病的なもの」
をそこに感知するからである。
嫌韓言説は表向きは「政治的メッセージ」として発信されている。
自分たちの言葉は国益を最大化するために発されているという「愛国的言い訳」がまず用意されている。
だが、「失われた国益」については先に上げたようなデータがすでにあるが、
嫌韓言説によって「日本が得たもの」については誰からも教えられた覚えがない。
誰でもいい、誰か「嫌韓のおかげで「現に『こんなにいいこと』があった」という実例を知っているなら、ぜひ教えて欲しい。
海外メディアを徴する限り、日本政府の対韓政策によって東アジアの地政学的安定が崩れることを危惧する声はあっても、
「よくやった」という言葉は見たことがない。
*************************
おいおい、真剣にヤバくなってきているぞ内田さん。
言ってることは5割ほどは正しいと思うが、残り5割がヤバい。 １．言っても罰されなさそうだから、ちょっと言ってみたいだけだけど言う
２．金になるから書く
３．人間の本源的な凶暴性の発露ができるから書いている
これらの拡小再生産として嫌韓言説が流行しているという分析だが、
「それらを取り外して、なお残る言説」について書かないのはなぜだ内田。
韓国の著書「反日種族主義」とそれにまつわる弾圧は知っているだろう。
「職を賭す覚悟」についてなら、そちらのほうが最重要だ、それも書け。
さらに、日本の嫌韓言説をそう分析はするが、韓国の反日言説、さらに日本の反日言説
について同様の分析はしたくないようだが、それはなぜだ内田。
朝日・赤旗の歴史観にケチをつけるとおまんま食いあげにあるからか？違うな。
ん～内田さんはねぇ、少年期に見た「ぞんざいな大人」を叩くために文筆やっていて、
そのぞんざいな大人が日本国家とともにぞんざいなことする人たちだったからなのん。
「肉体性」ってやつにこだわってるわけね。いいよいいよ～。
その体験をしたからこそ、その体験と直接に関わらない件(嫌日言説の類い)は考えなくて良い。
それは俺の役目じゃないと思っているか、あるいはベストセラー出したせいで天狗になって
「自分の人生と直接関わる肉体性」以外のものが目に入らなくなっているかのどちらか。
たかだか数十年のひとりの人生で、肉体性を持って語れることの包括性・バランス感覚は
たかが知れている。局地的な経験則にはなっても、社会論のレベルにはなりえない。
レベルにならないものを、なると誤認していること。現時点の内田の危険性はそこにある。 「実体経済に影響が出ている」 というが、
『大法院判決(日韓基本条約に反する確信的部分あり)』→『ホワイト国除外含む警告を発す』
→『韓国ブチきれて不買運動』というのは内田も知っているはず。
日本の行動(ホワイト国除外含む警告)で「実体経済に影響が出ている」と言うなら、
「ホワイト国～をやっていなかったら、実体経済に影響が出ていないかどうか」の
推測データも示せ。予測だけでもいいから。
だが、「失われた国益」については先に上げたようなデータがすでにあるが、
嫌韓言説によって「日本が得たもの」については誰からも教えられた覚えがない。
誰でもいい、誰か「嫌韓のおかげで「現に『こんなにいいこと』があった」という実例を知っているなら、ぜひ教えて欲しい。
と言うが、いくらでも教えてやる。
日本の行動での「失われた国益」に対して、何もしなかった場合の「他の理由で失われる国益」
のほうがはるかに大きい。より多くの「失われる」「国益」を「回避」できた。
これでじゅうぶんだろう。日本が何もせず大法院判決のままに放置すると、
一発目は被告は企業だが、二発目は被告が日本国になる。
一発目を出した原告はそのまま続けざまに日本国を訴えることができる。
一発目で成功を確定したので二発目はひとり1000万円では済まない可能性が高い。
きわめて多くの韓国人がこれにとびつく、やがて中国も介入してくる。
そんなことにならずに済んでいる。こんなにいいことが「有っている」ではないか。
知っていると思うが、「国際法上は」、強制徴用された韓国人がいれば、
日韓基本条約で支払った金から支払う、つまり韓国政府が支払うのが定石。
日本が「賠償金」を支払うとすれば、超法規的に国際法を踏み越えて支払うこととなり、
「見舞金」「民間基金」を支払う場合も同じ。超法規的な措置となる。
慰安婦問題で支払った基金も、いわば超法規的なものだ。超法規的基準にはボーダーラインがない。
これで手打ち、というラインが存在しない。これ以上は言わなくて良いし、言う気も無い。 >>1
それ、大日本帝国の夢・大東亜共栄圏構想の再現ですけど、それでいいのですか？ ＞平田オリザさんから大晦日に届いたメールにこう書いてあった。
「私は大学の卒業生たちには、『日本は滅びつつあるが、今回の
滅びに関しては、できる限り他国に迷惑をかけずに滅んで欲しい』
と毎年伝えています。来年一年が、少しでも豊かな後退戦になる
ように祈るばかりです」
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