【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日、国会で2020年度(1〜12月)予算案に関する施政方針演説を行う。

文大統領が国会で施政方針演説を行うのは、就任後4回目で、昨年11月1日以来となる。

 今回の演説は513兆5000億ウォン(約47兆5300億円)規模の来年度予算案の編成方針や政策基調を説明するためのもので、文大統領は円滑に審議を進めるよう国会に協力を要請する見通しだ。

 世界経済の不確実性の高まりや、景気低迷の長期化などの懸念が示される中、韓国経済に活力を吹き込むための国会の役割を強調するとみられる。

 また、検察など権力機関の改革などについてどのようなメッセージを発するか注目される。

 外交や安全保障問題にも言及するとの見方もある。李洛淵(イ・ナクヨン)首相が天皇の即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」に合わせて訪日することから、韓日関係の改善策について言及する可能性がある。

 朝鮮半島の非核化や平和定着に対する構想を明らかにする可能性もある。

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聯合ニュース 2019.10.22 06:00