2019年10月31日、韓国・聯合ニュースの中国語版サイトは、韓国のハイテク製品輸出について、「品目では半導体、輸出先では中国に過度に偏っていることが、韓国貿易協会の国際貿易研究院が発表した報告書で分かった」と報じた。

聯合ニュースによると、ハイテク製品は、研究開発(R&D)費用の割合が8%以上の製品で、電子通信機器、航空宇宙製品、医薬品、化粧品、電子機器などが該当する。

報告書によると、昨年の韓国のハイテク製品輸出額は総輸出額の33.8%を占める2047億ドル(約22兆2400億円)に上った。品目別では半導体の割合が56.6%、輸出先は中国が56.8%と半分以上を占めた。

報告書は、「輸出構造の過度の偏りには一定のリスクが存在する」とした上で、「急成長している医薬品、航空宇宙製品などの高付加価値品目のR&Dと政府支援などで、輸出構造を改善しなければならない」と指摘しているという。
Record china
2019年11月3日(日) 15時40分
https://www.recordchina.co.jp/b756308-s0-c20-d0054.html