(千葉中央社)野球の東京五輪予選を兼ねた国際大会、プレミア12は12日、千葉などで2次ラウンドが行われ、台湾は開幕から無傷の4連勝だった韓国に7−0で完封勝ちし、同ラウンドでの初白星を挙げた。

打線は11日のメキシコ戦で散発3安打で無得点だったが、この日は2回に2点を先取すると、4回にも1点を追加し、韓国の先発キム・グァンヒョンをKOした。7回に陳俊秀(台湾プロ野球・ラミゴ)の3点本塁打、9回には林泓育(同)の適時打で点差を7点まで広げた。

投げては、先発の張奕(オリックス)が6回3分の2を無失点に抑え、後続の陳冠宇(ロッテ)と陳鴻文(台湾プロ野球・富邦)も安定した投球を見せ、相手に得点を許さなかった。1次ラウンドのベネズエラ戦(台湾台中、6日)にも先発した張は、今大会2勝目をマークした。

台湾にとって、来夏の東京五輪に出場するには、今大会で同じくアジア・オセアニアの韓国とオーストラリアより上の順位にならなければならない。11日から始まった2次ラウンドでは、初戦のメキシコ戦に敗れ、黒星発進となるも、2015年の前回大会で優勝した韓国を破ったことで五輪への出場に望みを残した。

(編集:羅友辰)

http://japan.cna.com.tw/news/aart/201911120007.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/11/12 22:02

https://i.imgur.com/oZoY7Sc.jpg
韓国を7点差で破り自撮りに興じる台湾代表