2019年12月10日

統計庁によると、2016年基準の人生の赤字幅が最も大きな年齢帯は16歳で、儲けるお金なしに2867万ウォンを消費する。以後も赤字が続く27歳からは黒字に転じる。男なら兵役と学校を終えて就職する年齢だ。

41歳に1435万ウォンで人生最大の黒字を記録する。41歳を頂点に降りてきた人生の黒字は59歳から再び赤字に転じる。

2016年基準にした人が人生を生きると想定すれば、1~26歳には4億6098万3000ウォンの赤字を記録する27~58歳に2億9540万4000ウォンを稼いで、再び59歳から85歳以上までは3億2596万9000ウォンの赤字が溜まる。これによると、一生働いても労働所得だけでは4億9154万8000ウォンの赤字を被るわけだ。

2016年前、国民の生涯周期の赤字総量は110兆3030億ウォンだ。これは2015年より1.6%(1兆7590億ウォン)減少した数値だ。消費が3.8%増加した952兆4000億ウォンで、労働所得は4.5%増加した842兆1000億ウォンだった。 労働所得の増加幅が消費より大きく、赤字規模が縮小した。

年代別の赤字幅には差がある。 0~14歳は130兆6150億ウォンの赤字を出した。1年前より7400億ウォン減少した。働く年齢である15~64歳の黒字は112兆7120億ウォンの黒字で8兆5410億ウォン増えた。65歳以上の赤字は92兆4000億ウォンと1年間で7兆5220億ウォン増えた。高齢人口の増加のためだ。

65歳以上の赤字幅は毎年増えていくものとみられる。公共保健所費は0~14歳から5兆ウォン、15~64歳33兆5000億ウォン、65歳以上で25兆3000億ウォン発生した。老年層の公共保健の消費は1年間で12.6%増え、幼年層(6.9%)と労働年齢層(8.0%)の伸び率を超えた。老年層の公共保健所費は全体の39.6%に、2010年以降、毎年10%前後へと増加傾向にある。2016年65歳以上の民間消費もやはり69兆7480億ウォンと1年間で5.1%増えた。

https://news.v.daum.net/v/20191209152533370