天草市の港に数百億円に上る覚醒剤を密輸したとして、台湾籍の男ら11人が逮捕されました。

覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは台湾籍の男4人と日本人の男女7人のあわせて11人です。
男らは11日、覚醒剤およそ600キロを密輸しようとした疑いが持たれています。
密輸に使われた漁船は、11日天草市にある魚貫港に接岸し、
捜査員が船の中から複数の塊に分けられた覚醒剤を押収しました。

「バッグが2、3個上にあげられて(捜査員が)写真を撮っていた」
「(船には)1人年配の人と、若い人2人だったかな」(近くの住民)

捜査関係者によりますとこの船は県外の港で借り出され、
天草沖で外国の船から覚醒剤を受け取るいわゆる「瀬取り」に使われたということです。
押収された覚醒剤は、末端価格にして360億円相当に上る模様です。
警察などは今後、流通ルートの解明などを進めることにしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000005-rkkv-l43
12/12(木) 19:06配信 記事元 熊本放送