韓国紙がリヴァプールの旭日旗使用を指摘…クラブは謝罪文掲載も、公開は韓国限定で激怒

12/21(土) 12:33配信

韓国紙がリヴァプールの旭日旗使用を指摘…クラブは謝罪文掲載も、公開は韓国限定で激怒

 リヴァプールは21日、公式ホームページに載せた映像のサムネイルに旭日旗を使っていたとして、公式フェイスブックに英語と韓国語で謝罪文を掲載した。韓国メディアが一斉に報じている。

 現地時間の22日にFIFAクラブワールドカップ2019決勝のフラメンゴ戦を控えているリヴァプールは、20日にクラブW杯の前身である1981年のインターコンチネンタルカップ・フラメンゴ戦の映像を紹介。韓国紙『中央日報』はこの映像のサムネイルに「旭日旗が使用されている」ことを指摘。さらに、19日に獲得が発表された日本代表MF南野拓実の関連情報のすぐ下に旭日旗を使用したことで「韓国国内からの批判の声が強まった」という。

 これを受けてクラブは21日にフェイスブックで謝罪文を掲載。「私たちリヴァプールFCは、多くの方々が不快であると感じる画像をオンラインチャンネルにアップしました。問題を発見したため、すぐにそのイメージを下げる措置をとった。私たちがあげた画像のために不快な思いをされたすべての方々に心から謝罪します」と綴った。

 しかし、韓国『news1』はこのフェイスブックの謝罪文は「韓国のIPアドレスで接続する場合でのみ確認できる。これは韓国ファンの怒りを増幅させるやり方だ」と、リヴァプールの対応方法に不満を投げかけている。

 リヴァプールは以前にも、ナビ・ケイタが腕に旭日旗のタトゥーをして韓国ファンから多くの抗議を受け、別のタトゥーに変える騒動も起きており、韓国国内からの風当たりは依然として強いままのようだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00010011-goal-socc