>https://spc.jst.go.jp/experiences/change/change_1003.htmlより引用。

古代中国で最も有名な魚膾の材料はスズキであった。
西晋末年、呉郡(その中心は今の江蘇省蘇州市)の張翰は、洛陽の司馬冏斉王府で任職した。晋の惠帝の太安元年(302年)秋、ちょうど司馬冏の権勢が高まり朝廷の政治を握ったころ、張翰は空一面に舞う落ち葉を目にし、ふるさとではスズキが豊漁を迎える季節だと思い出した。
スズキの刺身とジュンサイの汁物をご飯にかけたものがどんなにおいしいかと考えると、思わずこう歌った。「秋風に落ち葉が舞い、呉の川にはスズキが肥える。

三千里離れた家に帰らず、残念で仕方なく天を仰いで悲しむ。」

張翰は華南出身。
華南は現在でも魚を生食するぞw