【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は29日、ジュネーブの本部で同日午後3時(日本時間同11時)に、新型コロナウイルスによる肺炎の現状について記者会見を開くと発表した。

 WHOの広報担当者は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言するための緊急委員会は開いておらず、現状説明のための会見だと話した。
 WHOは23日、緊急事態の宣言見送りを決めている。ただ、WHOのテドロス事務局長はその後、北京入りし、中国の習近平国家主席と28日に会談したばかりだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012901353&;g=int
時事ドットコム 2020年01月29日21時11分

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28日、北京で握手する世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長(左)と中国の習近平国家主席(EPA時事)