0001ハニィみるく(17歳) ★
2020/02/02(日) 09:42:25.25ID:CAP_USERhttp://cds.newstown.co.kr/news/photo/202002/444428_347858_5436.jpg
▲ 『島国根性』とは英国(イギリス)のことではなく、日本のだけのものではないかと思う。 ブレグジットは英国の『島国根性』ではないと思う。
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2020年2月1日午前8時(英国時間=2020年1月31日午後11時)。この時間は英国が58年間携わってきたヨーロッパ連合(EU)の加盟国から全ての手続きを終え、完全脱退した公式的な時間である。これをブレグジット(Brexit=British(英国) + Exit(出口または退場)の合成語)と言う。これから孤立無援(?)の英国になるのだろうか?
島国根性という言葉がある。韓国の人々は『島国根性』と言えば、真っ先に思い浮かべる国は『日本』である。否定的なイメージが強い。『偏狭な国』と多くが考えてしまう。 日本の人々は『ソムナラ・クンソム(島国根性)』を『トグックンソム(島国根性)』と表現する。
『島国根性』は英語で『インシュラリティー(Insularity)』という。辞書では偏狭、孤立、排他的という意味を持っている。また、『島に関連する』という意味もある。したがって『島国根性』は辞書の意味から、『偏狭な、排他的な』という性質を持っている。
日本の東京新聞は1日付のコラムで、『島国根性』という言葉の意味は、「日本語の感覚に近い半面、完全に後ろ向きとは言えない使い方もあるようだ」とし、「英国の作家ジョージ・オーウェルはこの言葉を用いて、“英国人の島国根性、外国人をマジメに受け取ろうとしない性格はたしかに愚かな事(ライオンと一角獣=1941年作)”」と力説したと紹介した。
監視社会の恐怖を予見したジョージ・オーウェルは、今から半世紀前に他国の人々と比較できないほどの孤立志向の強さを論じた。
英国は3年半の間、ヨーロッパ連合脱退賛成派と脱退反対派の意見が互角に交錯して、国論が真っ二つに分けられた。このような二つの意見が重なり合い、国民性が明らかになるのではないかという分析も出ている。オーウェルが指摘した孤立性が、再び蘇るのではないかという質問も出ている。
英国の国論が、この日にブレグジットを完了することで消えたりはしない。島国根性を否定することができない国民性が、今後は今年の年末までの『移行期間』にEUと協定は険しい道のりが予想されている。また、スコットランドの離反も懸念されていて、大英帝国の光栄が維持されるか否かも疑問である。
ところが日本がこのコラムで、『島国根性』を突き付けて英国を語っている。そしてコラムでは、「英国という島国根性に少しでも前向きな意味が加わればいいが・・・」と言いながら、多者主義、世界主義、自由主義を標榜する方向に進めない英国人の偏狭な根性を非難するかのように文を結んだ。
しかし日本の政治指導者の腹の内は、英国の腹の内とは比較できないほ狭くて小さく見える。大英帝国の世界への拡張と植民地支配、日本の朝鮮半島強占期など、勢力の拡張と植民地支配という側面では『同じ島国』という点では共通点があるが、その後の世界秩序を維持して発展させて進もうとする努力においては、大きく異なる点を見せてきた。
ドイツのある首相が、アウシュヴィッツ収容所の『死の壁』の前でひざまずいて謝罪する一枚の写真が世界を感動させ、またその感動的な言動は今も続いている。終わりのない謝罪と反省、そして終わりのない犯罪者の処罰は今も行われている。一人の指導者のひざまずく姿が、全てのドイツ人を堂々と立ち上がらせた。
日本はドイツとは正反対の道を歩んできた。過去に一部の日本の政治指導者が反省したりしたが、極右志向の指導者が長期政権を務め、『戦争可能な日本作り』に余念がない。そして彼らは『謝罪は辞書にはない言葉』かのように、悲劇に苦しむ被害者を逆に踏み付ける言動を未だに続けている。典型的な『島国根性』と言わざるを得ない。日本のある指導者が堂々と立っているため、善良な大多数の日本人は頭を上げられずにいる。
『島国根性』は英国のことではなく、日本の専有物ではないかと思う。 ブレグジットは英国の『島国根性』ではないと思う。
ソース:ニュースタウン(韓国語)
http://www.newstown.co.kr/news/articleView.html?idxno=444428