【ソウル聯合ニュース】韓国統一部のチョ・ヘシル副報道官は17日の定例会見で、政府として北朝鮮への個人観光を積極的に推進する意向があるかとの問いに、「積極的に推進する立場には変わりがない」と答えた。

 同報道官は「国民が多様な形態で北を訪問し、南北間の民間交流の機会が拡大することを政府は期待する」と述べた。ただ、新型コロナウイルス問題をはじめ、さまざまな状況を十分に考慮しながら検討する必要があるとした。

 統一部は先月初めまでにまとめた今年の主要業務推進計画で、北朝鮮への個人観光、非武装地帯(DMZ)の国際平和地帯化、交流・協力の多角化などを挙げた。ところが新型コロナウイルスの感染拡大により、これらの取り組みは全面的に中断している。

 一方、チョ氏は南北の防疫協力に関しても「協力が必要との立場に変わりない。新型コロナウイルスを巡る国内の状況や北朝鮮の状況、国際社会の支援の動きなどを総合的に考慮して判断する計画だ」と説明した。

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聯合ニュース 2020.04.17 13:51

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統一部のチョ副報道官(資料写真)