┃イ・ヨンス(ハルモニ)さん、大邱のチャッヂプ(喫茶店)で午後2時から記者会見
┃ユン・ミヒャン当選者や各種疑惑に対する立場を表明する予定
┃ユン・ミヒャンは参加しないもよう・・・検察、押収捜索など調査を進行

(写真)
https://image.newsis.com/2020/01/08/NISI20200108_0015959631_web.jpg?rnd=20200108131400
▲ 第1421回・日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモが開かれた今年の1月8日、ソウル 鍾路区にある旧在韓日本大使官前で慰安婦被害者のイ・ヨンスさんが発言をしている。
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正義記憶連帯(以下、正義連)の不透明な寄付金使用疑惑を提起した慰安婦被害者のイ・ヨンスさん(92歳)が、25日に2回目の記者会見を開く。この席で共に民主党のユン・ミヒャン当選者に対する立場と、新たな疑惑を暴露するか否かに注目が集まっている。

イさんはこの日の午後2時、大邱市(テグシ)南区(ナムグ)の某喫茶店で記者会見を開く。最初の記者会見と同じような場所で狭いため、参加人員を制限する事が分かった。

最近、日帝強制動員犠牲者遺家族協同組合のイ・ジュソン理事長はNIWSISとの電話で、「イさんが娘に、“その時に全ての内容を暴露して、ユン・ミヒャンはユン・ミヒャンなりに法的処理を確実に行う” という立場を明らかにしたと聞いている」と話した。

これに先立ち、イさんは今月7日に開かれた最初の記者会見で、「水曜集会に行くと学生たちが小遣いを集めて出しているが、このお金が(被害者の)ハルモニに使われたことはない」と暴露して波紋を呼んだ。

また2015年の韓日(日韓)慰安婦合意の際、日本から10億円が入ってきた事も慰安婦被害者は知らなかったと指摘した。

イさんが暴露して以降、正義連は寄付金関連の不良会計、京畿道(キョンギド)安城(アンソン)の憩いの場の高価購入など、各種の疑惑に包まれた。

正義連の元代表である共に民主党のユン・ミヒャン当選者とこの団体は、「イさんの発言は事実ではない」と説明したが、議論はさらに膨れ上がっている。

検察は正義連に対する本格的な捜査に乗り出し、今月20日にソウル 麻浦区(マポグ)にある正義連の事務所などに対する押収捜索を行った。

法治主義を立て直す行動連帯(法セ連)などの市民団体も、ユン当選者と正義連を対象にした告発状を受け付けており、現在の告発数は10件を越えている事が分かった。

一方でユン当選者は議論を鎮めるため、今月19日にイさんの同意を得ずに訪問し、ひざまずいて謝罪した。

イさんは、「抱擁したからといって許した訳ではない。近いうちに記者会見をするので、この場に来て欲しい」と話したという。だがユン当選者がこの日の記者会見に参加する可能性は低いと見られる。

ソース:ソウル=NIWSIS(韓国語)
https://www.newsis.com/view?id=NISX20200524_0001035083