https://newsimg.hankookilbo.com/cms/articlerelease/2020/06/23/d85852b0-c74f-498a-81ba-b32c870630af.jpg
▲北アフリカ、モロッコの経済中心地カサブランカの通りにたった現代自動車の広告看板。モロッコ、カサブランカ海外同胞提供・聯合ニュース

日本軍国主義の象徴である旭日旗を連想させる現代自動車広告看板が北アフリカ、モロッコに二ヶ月以上展示されて物議を醸している。

22日(現地時間)、モロッコ内の海外同胞社会によれば去る3月頃、カサブランカの通りに現代自動車の広告看板が立てられた。

女性と自動車の図が入れられたこの広告看板の背景に赤い日差しが広がる図が描かれているが、この図が旭日旗模様を連想させるという指摘だ。

SNSでもこの広告看板をめぐり論議がおきた。SNSでは「海外で日本車が人気があると日本車のように見せるために旭日旗模様を利用したのだろう」(ウォー*****)、「日本車に見せたいらしいです」(タン****) などネチズンの批判が相次いだ。

モロッコ駐在韓国大使館によれば現在のモロッコには現代自動車の拠点がなく、現地業者が現代自動車広告看板を作っているが、この広告チームが模様の意味を知らずに使った点を謝るとし、まもなく広告看板を撤去するという立場を明らかにした。

旭日旗は太平洋戦争など日本がアジア各国を侵略する時、陸軍と海軍で軍旗に使われた戦犯旗で日本の軍国主義と帝国主義を象徴する。

パク・ミンジョン記者

ソース:韓国日報(韓国語)"日本車と見えたいか?"モロッコで捉えられた旭日旗形状現代車広告看板
https://www.hankookilbo.com/News/Read/A202006230931000020