https://pds.joins.com/news/component/htmlphoto_mmdata/202007/05/695d3a86-3d25-4639-97c5-22b895195548.jpg
▲日本の権威紙である日本経済新聞、南北関係を分析した4日付企画記事「北朝鮮が恨む文大統領の助言」

現在の南北関係の緊張は「寧辺(ヨンビョン)核施設廃棄を米国側に提案せよ」という韓国の対北助言が2019年2月ハノイ北・米会談で通じなかったために始まったと日本経済(日経)新聞が4日報道した。

また、ハノイ会談当時、米国が北朝鮮に強く出ることを予想できなかった韓国と異なり日本は米国がどのように会談に応じるのか把握していた、とも日経は伝えた。

日経は「北朝鮮が恨むムン大統領の助言」(記者注:日経の記事では「ムン氏」と表現)というタイトルのソウル発分析記事でこのような内容を報道した。

ハノイ北・米会談で金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長は300余りの寧辺核施設廃棄の代価として北朝鮮に対する経済制裁解除を要求したが、ドナルド・トランプ米国大統領は「寧辺」の他にプラスアルファを圧迫して決裂した。

日経は「キム委員長は(取り引きが成功する)自信を持って会談に臨んだようだが、結局、米国の方針を完全に誤って読んでいた」とした。それと共に同紙は「寧辺核施設廃棄の発想が登場したのは(ハノイ会談前の) 2018年9月、平壌(ピョンヤン)で開かれた南北首脳会談の時であった」として「共同宣言にも『寧辺核施設の永久的廃棄』と明記されたが、寧辺核廃棄はトランプ大統領を北・米会談に引き込むために文在寅(ムン・ジェイン)大統領がキム委員長に助言した秘策だった」とした。

日経は『北朝鮮情勢に精通した関係者』を引用して「ハノイ会談直前、朝鮮労働党統一戦線部はキム委員長に『米国が(経済制裁解除と)寧辺核廃棄との取り引きに応じるだろう』と報告したが、韓国当局からの情報を通じて楽観的な展望に傾いていた可能性がある」とした。

一方、日経は「当時、日本政府は米国が北朝鮮との会談で厳格な姿勢で臨むことを(あらかじめ)把握していた」とした。韓国が分からなかった米国政府内部の北・米会談戦略を日本はすでに把握していたということだ。

同紙は「(ハノイ会談の後である) 2019年4月、ムン大統領が直接、ワシントンに飛んで「『寧辺核廃棄を含む非核化措置』の代価として南北経済協力を認めてほしい」と要請したが、トランプ大統領は「今は不適切だ」と一蹴し、その韓・米首脳会談の次の日からムン大統領に対する北朝鮮の批判が始まった」と分析した。

東京=ソ・スンウク特派員

ソース:中央日報(韓国語)日経"北朝鮮・米ハノイ決裂、韓は分からなかったし日はすでに予想した"
https://news.joins.com/article/23817434?cloc=joongang-mhome-group18

関連サイト:日経<北朝鮮が恨む文氏の助言 2年前の会談に緊張の伏線>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61156970T00C20A7EA1000/

関連スレ:【ボルトン回顧録】 「日本は南北と米国の接近を妨害した」…ソン・ヨンギル議員「やっぱり日本のせいでハノイ会談失敗」[06/21] [蚯蚓φ★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1592757528/