日本が最近、韓国のG7首脳会議参加に反対の立場を米国側に伝えたことが分かり、青瓦台(大統領府)が反発する姿勢を見せている。

日本政府スポークスマンである菅義偉(スガ・ヨシヒデ)官房長官は先月29日、定例記者会見で「G7の枠組み自体を維持することが大変重要だ」と明らかにした。これはG7に韓国など4〜5カ国を参加させてG7の機能を強化しようとするトランプ米国大統領の意図から外れる。アジアで米国の最も忠実な同盟国である日本が米国大統領の決定に反旗を翻すのは非常に異例だ。

日本が韓国のG7参加を防ごうとする意図は何だろうか?

まず最初に思いつくのは国際政治舞台で韓国の影響力が拡大することを防ぐための意図だ。韓国はすでに国連事務総長など主要な国際機構の首長を数人輩出した。日本は韓国が国際機構で発言権が強化されることを警戒している。

日本のまた別の意図は従軍慰安婦問題で触発された韓国に対する経済、外交的圧迫の枠組みが壊れることを憂慮していると見られる。米国など主要国に対する韓国の交渉力が強化されれば日本の韓国に対する圧迫が効果を発揮しにくいからだ。

また他の側面は日本政治の侵略DNAと連びつけることができる。日本は幼稚だ、という声を聞きながらも韓国に対する経済制裁を強行したことと、韓国のG7参加に反対することはどちらも日本の侵略DNAと無関係ではない。

日本は地政学的に島国なので物資と技術を外部から持ってこなければならない構造的限界を持っている。日本が早目にオランダなどと国際貿易をしたのもこのためだ。ところが、平和な交易方式で国家発展が難しかったり膨張欲が充満すれば日本は例外なく対外侵略の道を歩んだ。

特に日本が統一を成し遂げたり中央集権的権力体制を構築した時、侵略路線に転じた場合が多かった。16世紀、戦国時代の覇権を掌握した豊臣秀吉は一番最初に朝鮮侵略戦争を起こした。19世紀、徳川幕府没落後の明治天皇体制も韓半島と中国大陸に対する侵略の道を歩いた。

日本が第二次世界大戦後、維持してきた「戦争しない国」の枠組みが揺れている。軍隊を置かないと規定した平和憲法を破棄して戦争できる国を作ろうとする日本の右翼と彼らの代理人であるアベの対外政策には「侵略DNA」が強く感じられる。だからアベの暴走は危険だ。

*筆者/クォン・キシク/韓中都市友好協会長。
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ハンギョレ新聞記者と大統領府政治局長を経て嶺南(ヨンナム)毎日新聞会長と2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック民間団体協議会長などを歴任した。漢陽(ハンヤン)大と日本静岡県立大、中国精華大で東北アジア国際関係を研究して講義した。ソウルメディア大学院大学教客員教授とLBN放送会長を受け持っている。

ソース:ブレーキニュース(韓国語)日本政治の'危険千万な侵略DNA'
http://www.breaknews.com/sub_read.html?uid=740799

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