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2020年7月14日、韓国の人気キャラクター「ペンス」が熊本県のキャラクター「くまモン」をまねて作られたとの主張が出ていることに対し、韓国で反論の声が上がっている。

デイリー新潮の韓国人記者は9日、韓国の公営放送局EBSのキャラクター「ペンス」が「くまモンに似ている」と主張し、その理由として「動物をコンセプトにしていること(くまモンはクマ、ペンスはペンギン)」「大きい目と口の形が酷似していること」「着ぐるみの中に人が入って動くこと」「ただのキャラクターにとどまらず、各自治体のPR活動をするなど多様な活動をしていること」などを挙げた。また、違う点として「ペンスは言葉を話し、ダンスを踊り、自己主張をして流行語を作り出す」としつつも「ここまで似ていれば物議を醸すのは当然のことで、韓国のネット上でも指摘の声が多い」と主張した。

しかし韓国メディア・韓国日報によると、EBS側は14日に「ペンスはくまモンのパクリではない」と否定した。記事は「最近のペンスはYouTubeの域を超え、広告に出演するなど露出が増えたため、日本でもペンスへの関心が高まり、こうした主張が出たのだろう」と分析している。その他の韓国メディアも「日本がまた無理な主張をしている」「日本のメディアのあきれた主張」などと反論している。

さらに、この記事を見た韓国のネットユーザーからも「くまモンは前々から知っていたけど、ペンスを見てくまモンが思い浮かんだことはない。動物を使用したらみんなパクリになるの?」「ペンスはペンギン!その時点で全く違う」「そんなことを言ったら、くまモンはミッキーマウスのパクリだ。動物がコンセプトだし、大きい目と耳が似ているし、着ぐるみの中に人が入って動く」など反発の声が続出している。


一方で「盗作まではいかないけれど、ベンチマーキングをしたのは確かだろう」「くまモンがいなければたぶんペンスは生まれなかった」「くまモンのまねだよ。これを『違う』と主張する韓国人は愛国心が強過ぎる」との声も。また「主張したのは韓国人記者?信じられない」「これって結局は韓国人同士のけんか?(笑)」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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