【ソウル聯合ニュース】

韓国政府が推進する医大の定員拡大などに反対する大韓医師協会が14日に続き、2回目の集団休診(ゼネスト)を強行する見通しになった。医師協会と管轄官庁の保健福祉部は19日に緊急会合を開いたが、意見の隔たりを埋めることができなかった。これを受け協会側は今月26日から28日にかけて2回目のゼネストを予定通りに実施する方針だ。 

 朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官と大韓医師協会の崔大集(チェ・デジプ)会長は19日午後、ソウル市内のホテルで約2時間にわたり、医大の定員拡大などについて協議した。

 朴氏は会合終了後、記者団に対し、「意見が違った」とし、「ストについてはあまり議論しなかった」と述べた。

 ソウルなど首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中、診療に影響が出る可能性のあるストの撤回などにつながるか注目されたが両者は歩み寄れなかった。

 これに伴い、21日から全国の大学病院に勤務するインターンらが無期限ストに入り、26日から28日までは協会が主導する2回目のゼネストが実施される。

 協会側は14日に1回目のゼネストを実施。医院クラスの医療機関の約3割が参加した。

聯合ニュース 2020/08/19 21:49
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