文在寅大統領は21日、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)防疫状況点検のためにソウル市庁を訪問し、「必要な場合には、現行犯逮捕とか拘束令状を請求したり、重大な法執行を示してほしい」と語った。また、「疫学調査や防疫措置を妨害することがある場合は感染症法だけでなく、公務執行妨害などの他の犯罪も適用して断固として法的対応をしなさい」とも述べた。

文在寅大統領の今回の発言は、去る1月、国内初のコロナ19確定者出てきた後、関連発言の中で最も強度の高いものである。最近、首都圏を中心としたコロナ19拡散過程で愛第一教会など、いくつかの教会の信徒たちが防疫に協力していないことを狙ったものとみられる。防疫当局は前日の愛第一教会の信徒名簿を確保するために、現場訪問をしたが、教会側が協力していないリストの確保に失敗した。一部の信徒は、コロナ19の検査に応じていない。

文在寅大統領は「コロナ19が韓国に入ってきた後に、最大の危機と言えそうだ。その危機の中心にソウルがある」と述べた。この日0時基準国内コロナ19の新規感染者は324人で、300人台に増えた。済州を除く16の市・道の新規感染者が発生した。

文在寅大統領は「K-防疫成功の鍵は、密接接触者を迅速に確認し、迅速に診断テストし、また、その結果に応じて迅速に隔離したり、治療すること」とした。それとともに「ところで今迅速な疫学調査と防疫措置を妨害することが非常に組織的に、いくつかので行われている」と述べた。文在寅大統領は妨害行為に物理的に防疫を妨害する行為と偽ニュースを言及した。

文在寅大統領は「ソウル市が持っている行政力を総動員してほしい」とし「その過程でソウル市だけの力で足りないと判断すれば、警察に支援を求め、また、中央政府に支援を求めることを望む」と語った。また、「「公権力が生きている」ということを国民に必ず見せてほしい」と付け加えた。ただし文在寅大統領は「私は普段はこの公権力は行事が最小限に抑えなければならないと考えている方」としながらも、「感染症の防疫とか災害災害への対処の場合は、個人の人権問題として終わるのではなく、国民共同体の生命と安全に直結する問題であるため、公権力が十分国民を保護する役割を果たさなければならない」と説明した。

文在寅、大統領は「すべてのそれらの行政力が合わさって、すべての努力を尽くしても、感染症の拡散を阻止できない場合、国民に本当に恐れ入きわまりない事」とし「ましてそんな防疫を妨害することに対して公権力が十分な対応をしていなくて、迅速な力学調査をできず、必要な措置を取らず、その風に防疫に穴が生じた場合、それは本当に国民に申し訳がない」とした。

中央日報 2020.08.21 15:09
https://n.news.naver.com/mnews/article/025/0003028082?sid=100

ムン・ジェイン大統領が21日午前中区太平路、ソウル市庁で開かれた新型コロナウイルス感染症(コロナ19)ソウル市防疫強化緊急点検会議で発言をしている。【青瓦台提供】
https://i.imgur.com/QC4S0ga.jpg

21日午前、ソウル城北区愛第一教会の前で開かれたムン・ジェイン政権偽防疫戒厳令糾弾記者会見で、教会弁護団が発言している。[聯合ニュース]
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