ストライキに協力しなかった運送会社に業務妨害するなどした罪に問われている生コンクリート業界の労働組合幹部らに対し、大阪地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと、生コンクリート業界の労働組合「連帯ユニオン関西地区生コン支部」の執行委員の西山直洋被告(52)と元副執行委員長の柳充被告(57)は、2017年12月に組合員と共謀し、ストライキへ協力しなかった大阪市港区の運送会社に対してセメントの出荷業務を妨害するなどしました。

10月8日に行われた判決で、無罪を主張していた2人に対し、大阪地裁は威力業務妨害罪は成立するとしたうえで「組織的かつ計画的な行動で悪質。態様は粗暴で危険であり、2人の刑事責任は軽くはない」として、懲役2年6か月・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

MBS NEWS 更新:2020/10/0910:14
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20201009/GE00035185.shtml

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↑西山直洋被告(参考資料
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↑柳充被告(参考資料

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連帯ユニオン関西地区生コン支部街宣車(参考資料