韓国による「旭日旗はナチス・ドイツのハーケンクロイツと同様の戦犯旗」だという反日扇動に、北朝鮮が同調している。

日本の外務省がホームページで旭日旗デザインの多様性を紹介したことに関連し、北朝鮮の外務省は「世の中を嘲っている」
と真っ向から反対する声明を出した。

韓国の左派勢力は旭日デザインが入った服や旗、ポスターなどがメディアに登場する度に「戦犯旗」だと主張し、撤回を求めてきた。
日本国民を憤らせた「NOジャパン」や「日本製品不買運動」でも旭日旗を燃やしたり、引き裂いたりと悪意のある行為を見せつけてきたことも。

北朝鮮にまで拡散した韓国の旭日旗曲解の実体を追跡する。

北朝鮮の外務省は9日、日本の外務省が「旭日旗のデザインは豊漁や出産、節句など日常生活で様々な場面で使われている」とホームページに載せたことに対し、
ミン・ギョンム日本研究所研究員の寄稿文を掲載して「戦犯旗である旭日旗は侵略歴史を歪曲する」
「歴史を否定し真実を歪曲することは日本特有の体質であり、慢性的に固まった悪習だ」と批判した。

ミン研究員はドイツのナチス旗と旭日旗を同一線上で比較し、日本外務省が旭日デザインについての説明を
中国語、英語、韓国語など多数の外国語に翻訳・掲載したのは「荒唐無稽な詭弁で世の中を嘲る」行為だと指摘。

北朝鮮の旭日旗批判は、韓国が日本に対して植民地時代の歴史歪曲を続けているという「旭日旗非難」と似通っている。
そもそも旭日旗は戦犯とは関係ない。

旭日デザインは、太平洋戦争勃発以前の江戸時代に作られ、現在、日本の陸上・海上自衛隊の象徴となっている。
また農夫や漁師にとって豊かさを願うデザインであり、旭日旗は日本人にとってとても大切な文化遺産である。

唯一、全世界で韓国のみが「戦犯旗」だと憤り、撤回を主張している。

こじつけ論理の根本には韓国左傾化勢力の反日運動とこれを拡散する韓国メディア、反日世論に便乗した文在寅政権の策謀がある。
最近、新型コロナウイルスに感染し、合併症で死亡したファッションデザイナーの高田賢三氏もまた、韓国人の旭日旗攻撃で死の瞬間まで侮辱を受けた。

彼の死去が伝えられると、韓国メディアは「ケンゾーが日本軍国主義の象徴である旭日昇天旗を連想させる衣類を披露した」と題する記事を出し、
ケンゾーが今年初めに旭日旗を形象化したキッズ製品を披露したと非難。

これを見た韓国のネット市民らは「よく死んだ」「天で旭日旗の服でも着てください」と死亡した賢三氏に侮辱的な言葉を投げかけた。

日本が輩出した世界ファッション界の巨匠が旭日デザインの入った服をデザインしたという理由で、死の瞬間まで嘲弄の対象に転落させられたのだ。

犠牲になったのはケンゾーだけではない。韓国メディアは、イタリアの有名ブランドであるプラダとクリスチャン・ディオール」が旭日旗を連想させる衣装をデザインしたと非難し、
「ナチスのハーケンクロイツを禁止しながら旭日デザインは使う欧州ファッション界」と叱責する記事を書いてきた。

度を越えた旭日デザインヒステリーは、スポーツ界と芸能界にも矛先を向けた。

昨年、英プレミアリーグ(EPL)のリバプールが球団の公式ポスターの背景に旭日デザインを使うと、韓国の代表的な反日扇動家の徐敬徳教授を中心とする韓国ネット市民は
旭日旗を使わないようリバプールに抗議した。

リバプールは謝罪文を掲示し、旭日デザインの入ったポスターを降ろす事態に追い込まれた。

徐教授は旭日デザインを全世界で禁止すべきという映像をユーチューブに掲載し、
また、「日本メディアが、“韓国だけ旭日旗に過敏に反応”というが、戦犯国家を見てみなさい」など強硬対応をほのめかす声明を出した。
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