13 Oct 2020
https://www.koreatimes.net/ArticleViewer/Article/133071

韓人オーナーが従業員の身体を密かに撮影した疑いで警察の調査を受けている。

トロント・ダウンタウン(スパダイナアベニュー近く)の日本料理店オーナーP氏は去る9日、本韓国日報との通話でトロント警察の調査に対して認めたが、動画撮影に対しては『電話を受け取らないようにしたい』と回答を避けた。

盗撮被害者と主張する留学生Y(21)さんが先月7日、本報に情報提供した内容によれば9月3日6時頃、ダウンタウンの日本料理店で配膳の仕事をするために彼女は普段のようにトイレで服を着替えていた。

偶然に上の方を眺めたYさんは身を震わせて驚いた。天井の換気扇にスマホがあったのだ。洗面台に上がってスマホを取り出してみると動画が撮影中だった。アルバムには計6本の映像が収められていた。その中には自分が撮影されたビデオもあった。

彼女は「とても驚いて、恐ろしくて動画を全て削除した」として「しかし、証拠を残さなければならないと判断、皮のケースに入っていたスマホを私のスマホで写真に撮って、消した動画を復旧させようとしたが、『ゴミ箱』を見付けることができなかった」と説明した。

スマホの所有者に対しては「社長が普段同じ機種のLGスマホを皮のケースに入れておくのをときどき見て、スマホのアルバムにも社長夫婦と飼っている子犬の写真が幾つかあって、社長のスマホであることは疑う余地も無かった」と話した。

韓国日報は40代のオーナーP氏と去る9日、苦労して通話することができた。

本社:「盗撮の疑いで警察に出頭しましたか」

P氏:「いや、それをなんで知っているんだ」

彼は警察調査の事実を認めた。しかし、盗撮に対する回答を避けた彼は「突然このような電話を受けて非常に不愉快だ。何も無いので、電話を受け取らないようにしたい」という言葉だけ数回繰り返した。

一方、被害者は普段自分に良くしてくれた社長夫人にこの事に言及したことを後悔した。彼女は「私が涙を流して訴える中で社長は自分のスマホを持っていた」として「しかし、社長夫人は『夫がスマホを女子トイレに置いて出たのを、恐らく客がそれを換気扇に差し込んだのだろう」と弁解してショックを受けた」と当時の心情を伝えた。彼ら夫婦は後に『故障した換気扇を撮影しようとスマホをトイレに置いた』と言葉を変えた。

社長夫人は被害者が『警察に申告する』と言うとその晩メッセージを送ってきて「Yよ、私は何と言えば良いのか分からない。もう一度考えてほしい」とした。

盗撮被害者は「これまで警察署に3回出席して証言したが、スマホの動画を復旧して裁判をするまでに6ヶ月以上掛かることがあると担当の警察が話した」として「私はその日の記憶が悪夢のように蘇って、毎日苦痛の中で過ごしている。ところが、社長家族は周辺の人々にウソを付いて、何も無かったように過ごしているのがとても火が出る」と苦しみを訴えた。

>>2に続く