菅義偉首相が17日、就任後初めて、太平洋戦争のA級戦犯14人が合祀されている靖国神社の秋季例大祭に合わせて供物を奉納した。

菅首相は2日間の靖国神社秋季例大祭の初日、「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。参拝の代わりに供物を奉納したのは、外交的な負担を減らし、国内政治的には事実上の参拝効果を狙ったという分析が出ている。

安倍前首相は2度目の執権に入った翌年の2013年12月26日に靖国神社を一度参拝したが、それ以降の在任中は韓国と中国を意識し、春季・秋季例大祭と8・15敗戦日に供物を奉納していた。

菅首相は第2次安倍内閣で7年8カ月間ほど官房長官を務め、靖国神社を参拝することも供物を奉納することもなかった。しかし今回の供物奉納を受け、靖国神社問題で安倍路線を踏襲する意志を表したという解釈が出ている。

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2020.10.17 10:48
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