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 30年近く続いた日本海呼称問題は韓国の勝利で幕を閉じようとしている。日本海の表記が国際水路機関の『大洋と海の境界』から消え、デジタル化された海図には「識別された番号」で表記されるという。

■所期の目的を達成した韓国

 韓国政府が日本海の呼称を問題にしたのは1992年。国連地名標準化会議で「日本海に代えて『東海』にすべきだ」と主張したのが始まりである。だが韓国政府は、東海の単独表記が難しいと判断すると戦術を転換し、97年の国際水路機関からは日本海と東海の併記を提案している。

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産経新聞 2020.10.19
https://special.sankei.com/a/international/article/20201019/0001.html