0001新種のホケモン ★
2020/10/21(水) 11:55:31.65ID:CAP_USER世界各地に熱狂的なファン「ARMY」を持つ「BTS(防弾少年団)」について、米韓で活躍する音楽評論家が彼らの音楽と人気を論じる、初の本格的BTS論『BTSを読むなぜ世界を夢中にさせるのか』が刊行された。著者のキム・ヨンデさんに、同著に込めた思いを聞いた。
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韓国が生み、世界が育てたボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」。8月にはデジタルシングルとして発売された「Dynamite」がK−POPとして初めて米ビルボードのシングルチャート「Hot100」で、1位となる快挙を成し遂げた。
本書は今やまごうことなき世界のトップアーティストになったBTSの音楽と人気の秘密について論考した、初の本格的評論だ。
「彼らの魅力、成功の理由は単純ではありません。私はこの本でBTSとメンバーがリリースした16枚のアルバムのレビューにもっともページを割きました。曲が持つ意味と魅力を音楽の観点から徹底的に読み解くと同時に、BTSを初めて聞く人にとってガイドとなるような視点を生み出したかったからです」
そう語るキム・ヨンデさん(42)は、2007年から米シアトルに暮らし、様々なメディアに音楽評論を寄稿してきた。BTSのライブやイベントにも参加してきた、目撃者でもある。
キムさんはBTSのアルバムを時系列に追いながら、ヒップホップジャーナリスト、BTSのコンテンツ翻訳アカウント運営者やグラミー賞投票メンバーといった人びとへのインタビューを実施。BTSに関わった人びとの視点が複合的に示される構成になっている。
「BTSはアイドルの新しいモデルを作りました。ヒップホップグループをめざしたBTSは、地方出身であるというアイデンティティーを隠さず、彼ら自身のストーリー、自分の悩みや苦しみ、嘘のない姿勢をファンに見せました。また、ソーシャルメディアでファンダムと交流することで、ARMY(アーミー)(熱狂的なファン)を生み出した。皆さんご存知のように、ソーシャルメディアでは発言する人のボイスが伝わってきます。こうしたやりかたは人間としての魅力を持っているBTSだから可能だったわけで、形だけ真似ることはできないでしょう」
去る9月、BTSは国連総会のバーチャル会合に出席。18年に続いて、2度目となるスピーチを行い、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を述べながら「人生は続く。一緒に生きていこう」と呼びかけた。
「BTS現象の本質は、観る人の共感と癒やしを引き出す、彼らの豊かな音楽とパフォーマンスにあります。それは既存のシステムが持つ権力ではなく、BTSの音楽の普遍性とファンとの関係のシナジーがともに作り出したものなのです」
(ライター・矢内裕子)
山口ルミコさんによるノンフィクション『バブル』は、元ベストセラー編集者であった著者が平成バブルを再考する一冊。丸の内本店の高頭佐和子さんは、同著の魅力を次のように寄せる。
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バブル期に大学を卒業し、損害保険会社のOLとなった著者は、大手出版社に転職をする。そこで出会った「ボス」が設立した新会社の社員となり、数々のベストセラーを世に送り出す有名編集者となる。輝かしいキャリアを築いてきた著者は、どのように働き、なぜ会社を辞めたのか。時代の変遷と自らの経験を振り返りながら、同世代の女性たちにインタビューをしていく。
ひとつの会社に勤め続けている人もいれば、転職や起業をした人も登場する。がむしゃらに仕事をして成果を上げる一方で、女性であるが故の苦労や、梯子を外される悔しさも経験している。「会社」に対する何らかの思いを抱えつつ、自分の生き方を模索する彼女たちは、真摯(しんし)でたくましい。そして、身近な存在にも感じた。変わっていく世の中とどう向き合うべきか。読み終わって、私も考えている。
※AERA 2020年10月26日号より
AERA dot. 10/21(水) 11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/844a335820ec1b13cf44e387421258086fee3216
キム・ヨンデ/ソウル市生まれ。音楽評論家、文化研究者。韓国大衆音楽賞選定委員。2007年から米シアトルに暮らし、米韓のメディアに音楽評論を寄稿している(撮影/写真部・掛祥葉子)
https://i.imgur.com/k2KmulG.jpg
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