日本そっくりだけじゃない?
中国にヨーロッパ風の街が出現。

中国・広東省で話題になった日本風の街「一番街」。
そこから車でおよそ50分の場所で、FNNの取材班は新たな街を発見した。

ショッピングセンターの一角に設けられた、ヨーロッパ風の街並み。

日本の次は、ヨーロッパ風の街?

ここは、広州市内にできた「OMG中継街」。
中国では、通信販売のネット中継が人気で、ここは、そうした中継や撮影ができる街として作られた。

街には、世界的人気ブランド、ルイ・ヴィトンやロレックスなど、世界的ブランドの看板があふれ、まさに気分はヨーロッパ。

しかし、よく見ると実際の店舗は見当たらない。

さらによく見ると、グッチ(GUCCI)のように見えるが、「クッチ(CUCCI)」と書いてある。
なんと、グッチの「G」が「C」に変わっていた。

ほかにも、有名コーヒーショップ「スターバックス」のロゴは、女性が王冠ではなく帽子のようなものをかぶっていたり、イメージカラーが青のティファニーが、真っ赤。
ティファニーブルーならぬ、ティファニーレッドだった。

ほかに目を向けると、街にはハングルの看板もあり、ヨーロッパ一色というわけでもなかった。

訪れた人は「以前は海外旅行してたけど、今はどこにも行けない。(ここは)少し(外国の)風情があるわね」、「できれば海外での撮影もしたいが、今は(コロナの)状況を考えれば、やはり国内が安全でしょ?」などと話した。

世界的ブランドの看板について、正式な許可を得ているかは不明だが、国外に行けない今、海外風の街には一定のニーズがありそう。

FNN PRIME 2020年10月21日 水曜 午後7:28
https://www.fnn.jp/articles/-/98148