0001昆虫図鑑 ★
2020/12/19(土) 08:12:21.09ID:CAP_USERこの言葉は「少なくとも30カ国以上が早ければ今月中にも新型コロナワクチン接種を開始している中、韓国政府のワクチン導入が遅かったのではないか」という指摘に対する回答だ。政府の「物がない」という言葉について、ある医療専門家は「先進国のワクチン『青田買い』が終わった状況だったからだ」と言った。事実、ドイツ・フランス・イタリア・オランダなどは今年の6月に、米国・英国・ブラジルなどは7月初めに英アストラゼネカ社のワクチンを既に購入契約した状況だった。
保健福祉部側は「『物がない』というのは『正式に許可が出た完成品』が当時なかったという意味だ」と説明した。通常、ワクチンは第3相臨床試験が終わって1−2年程度の抗体維持期間を観察した後、調達契約をするが、新型コロナワクチンは今年7月の時点でそのような完成品はなく、ワクチン確保に困難を来したというのだ。大韓ワクチン学会のマ・サンヒョク副会長は「ほかの国はみんな購入したのに、『物がなくて』難しかったというのは、既に青田買いが終わったという意味でなくて何なのか」「今からでも正直に『当時の適切な購入時期に購入できなかった』と謝罪し、『今後は適切に行う』と言えばいいのに、『K防疫』だと言って何度も(事態を)収拾しようとウソをつくからこのようになる」と言った。
一方、トランプ米大統領は米ファイザー社に続いてモデルナ社のワクチン使用を緊急承認した。韓国政府は年内の契約を目指していたモデルナ社のワクチン1000万人分が来年の計画になったと同日、明らかにした。ワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じたワクチン導入時期も来年1月にならなければ分からない、と明らかにした。これはワクチンの導入計画を初めて発表した8日よりも内容面でむしろ後退しているとの指摘もある。
ヤン・ジホ記者 , ホ・サンウ記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/19/2020121980011.html