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マカオのゲーミングセクターで直接働く正社員数(ジャンケットやその関連会社で働く人を除く)が20年第4四半期、前年同期比1,612人減となる56,613人に減少した。

そして、新型コロナウイルスが継続してその存在感を示す中、新規スタッフへの需要も過去最低水準にまで落ち込んでおり、マカオ政府統計調査局によると欠員率は「ほぼゼロ」となっている。

20年第4四半期のゲーミングセクターにおける人材ニーズと賃金 (Manpower Needs and Wages of the Gaming Sector) に関する調査を基にすると、ゲーミング従事者の平均収入も前年同期間比で4.9%減となる23,440パタカ(約31万8千円)に落ち込んでおり、中でもカジノディーラーの平均収入は6.1%減の19,800パタカ(約27万円)となった。合計ディーラ数は295人減の25,164人。

求人数は1年の間に急激に少なくなり、2019年第4四半期の443から20年第4四半期にはたった26にまで減少した。第4四半期に新規雇用されたゲーミング従業員はたった174人で、2019年最終四半期の1,294人からは86.6%減となった。

統計調査局は「これらの指標はゲーミングセクターにおける人材需要の大幅な低下を反映している」と述べた。

iag 2021年 3月 10 水曜日 10:01
https://www.asgam.jp/index.php/2021/03/10/demand-for-macau-gaming-workers-plummets-in-4q20-jp/