韓国と日本で相次いで発見され両国友情の象徴になったコウノトリ「カンヌンイ」が最近、日本で死んでいるのが発見された。

日本の兵庫県立コウノトリの郷公園によれば去る8日、与謝野町山田変電所付近の山林の送電塔の下でコウノトリと推定される白骨とアンクレットが発見された。アンクレットの固有番号J0136を通じて白骨の主はカンヌンイであることが確認された。

死んでから何ヶ月かすぎて白骨化した頭蓋骨と腰・脚の骨の一部と若干の羽毛が残り、死因は推測できないと知らされた。公園側は骨が周辺に散らばっていたことから見て何かの理由で死後、獣に食べられた可能性が高いと見ている。

カンヌンイは2016年5月、日本で生まれて同年7月に放された雄のコウノトリだ。放鳥後、1年以上行方不明になって2017年12月、江陵(カンヌン)南大川(ナムデチョン)の河口で観察された。

2018冬季オリンピックを控えて江陵に大事なお客さんが訪ねてきたという便りが日本まで伝えられるとすぐに放鳥当時の地域小学生はコウノトリに「進(すすむ)」という名前をつけたことも確認された。

ススムが江陵で発見されたという便りに現地学生たちは感謝の手紙を江陵市庁に送った。カンヌンイとススムという2つの名前を持つコウノトリは両国の子供たちに友情の橋を築いた。

2017年、カンヌンイを初めて発見したパク・ヒョジェ江陵市庁主務官は「野生にもっと長く適応することを期待したが残念なニュースを聞くことになり心が痛む」と話した。
/聯合ニュース

ソース:韓日友情象徴したコウノトリ'江陵(カンヌン)が'日本で死んだまま発見
https://www.hankyung.com/society/article/202103267570Y