【ソウル聯合ニュース】

韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官が31日、国内メディア向けに記者会見した。

米中の対立に関連して「米国と中国はいずれも韓国にとって大変重要な国」とし、「米中は選択の対象では決してない。米国、中国とも、われわれにそうした要求をしたこともない」と述べた。

鄭氏は「米国は韓国の唯一の同盟で、(韓米)同盟は外交・安全保障政策の根幹」と強調。

中国との関係についても「近しい隣人、最大の貿易相手国で、戦略的協力パートナー関係」と説明した。

その上で「韓米の堅固な同盟関係を土台に韓中関係も調和を取りながら発展させていくというのが、わが政府の確固たる立場」と表明した。

また、韓米日3カ国の安保担当高官による会合が米国で4月2日(現地時間)に開かれると言及した。

3日(日本時間)には中国で韓中外相会談が開かれるが、これらの時期が重なったのは偶然だと答えた。


2021.03.31 13:35
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210331002000882