(台北中央社)蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)は22日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、今年第4四半期(10〜12月)から来年、再来年にかけて3600万回分の供給を受ける契約を結んだと発表した。現在治験が進められている「次世代型」のワクチンも含まれる。

行政院(内閣)が閣議後の記者会見で説明した。台湾は今年2月にはモデルナと505万回分の供給契約を締結。政府の直接購入分はこれまでに80万回分が台湾に到着している。

蘇氏によれば、台湾で1回以上ワクチンを接種した人の割合は20日現在で23.5%に達した。政府は今月末までに25%とすることを目指しているが、前倒しで達成できる見通し。蘇氏は、30%に向けてまい進していくとした。

(陳俊華/編集:名切千絵)

中央社フォーカス台湾 2021/07/22 15:23
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