【ジャカルタ=川上大介】豪州拠点のサイバーセキュリティー会社が、新型コロナウイルスの感染拡大について、中国湖北省武漢で2019年夏に始まっていた可能性が高いとする報告書をまとめた。中国政府は最初の感染者の発症を19年12月としているが、実際はその数か月前だったとみられるという。

 調査は利用可能な公開情報を基に行われた。感染が広がればPCR検査が増えるとみて調べたところ、武漢の大学などによる検査機器調達の契約額が、19年7月以降に急増していたことが分かったとしている。


讀賣新聞 2021/10/05 22:44
https://www.yomiuri.co.jp/world/20211005-OYT1T50221/