立憲民主党の菅直人元首相が27日、自身のツイッターに、日本維新の会が支持を広げた理由について、「自治体の役人が優遇されているという、維新の『役人天国』批判に低所得者層の人達が共鳴し、支持を広げたとの分析が有力」との持論を投稿した。

 維新が今後の国政選挙で東京に進出するとの見方を示し、「都構想が否決されたにもかかわらず、大阪で絶大な政治勢力を築いた原因がどこにあるのか、研究し始めた」とも記載した。その後、「戦うリベラル派」を宣言。「維新の脅しには屈しない」とした。一連の投稿に、維新側は反発を強めている。

 弁護士で党創設者の橋下徹氏(52)について「主張は別として弁舌の巧みさでは、ヒトラーを思い起こす」などと批判し、論戦が勃発。維新側は26日、立憲側に謝罪と撤回を求めていたが、菅氏は改めて対決姿勢を鮮明にした形だ。

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