徐台教ソウル在住ジャーナリスト。「ニュースタンス」編集長
2/12(土) 17:26

韓国の次期大統領を決める第20代大統領選挙の投票日まであと25日。候補者登録や選挙運動の開始を含めた主要日程を整理した。




●供託金は3000万円

選挙日程はまず、2月13日から14日にかけて候補者登録期間を迎える。この期間に立候補者は選挙管理委員会に登録することになる。登録者は40歳以上に限られ、寄託金(供託金)として3億ウォン(約3000万円)が必要となる。
寄託金は有効投票の15%以上を獲得する場合には全額返還、同10%以上〜15%未満の場合には半額返還、同10%未満では全額没収となる。
そして2月15日から、選挙運動が公式に始まる。この日を境に選挙カーを使うことや、候補者の名刺配布、タスキをかけての街頭アピールならびに懸垂幕の掲示、公共の場でのマイクを使った演説などが可能になる。選挙運動は投票日前日の3月8日23時59分まで行われる。
また、3月8日までの間に選挙放送討論委員会主催による、最低3度の公開討論会が義務付けられる。討論はテレビ・ラジオ・ネットで中継される。
2月20日からは、街中に候補者のポスターが貼り出される。なお、前回2017年5月の選挙ポスターには15人の顔があった。
 
2月23日から28日にかけては、在外投票所での投票が行われる。
日本の場合は東京の韓国大使館や大阪総領事館など、全国に10か所ある韓国公館ならびに9か所の投票所で投票できる。前回の大統領選よりも3か所増えている。
2月25日には選挙人名簿が確定され、韓国内外の有権者数が確定する。直近の国政選挙となった20年4月15日の総選挙(国会議員選挙)では、合わせて4399万4247人だった。18歳以上が投票権を持つ。
当時、有権者が最も多い地域は京畿道(キョンギド)で1106万人、ソウル847万人、釜山(プサン)296万人、慶尚南道(キョンサンナムド)282万人、仁川(インチョン)広域市250万人の順だった。最も少ない世宗(セジョン)特別自治市は22万人、済州(チェジュ)特別自治道は55万人だった。
2月27日には投票用紙が郵送される。ここには候補者の宣伝用パンフレットや投票案内用紙が同封される。







●2日間の期日前投票

●新型コロナで投票時間延長
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20220212-00281838