3/11(金) 17:44配信
産経新聞

【ソウル=時吉達也】韓国の尹錫悦(ユンソンヨル)次期大統領は11日の岸田文雄首相との電話会談で、日韓関係について「北東アジアの安全保障、経済繁栄など今後力を合わせるべき課題は多い」と指摘。いわゆる徴用工訴訟問題など両国間の懸案を念頭に「互いの利益になるよう、合理的に解決していくことが重要だ」と述べた。保守系野党「国民の力」が発表した。

尹氏は東日本大震災から11日で11年を迎えたことに言及し、「東北地方の犠牲者と家族、被害を受けたすべての方々にお見舞いの言葉をお伝えする」とも述べた。北朝鮮問題では「韓米日3国の協調がさらに強化されることを期待する」と強調した。

尹氏の外国首脳との電話会談は9日の選挙勝利後、米国に続いて2カ国目。尹氏は選挙戦で、大統領就任後に面会する外国首脳の優先順位について「米国、日本、中国」の順になると述べていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4852c9c5789db1f48fa5b752ea97f8650c940636