(動画=YouTube)
https://youtu.be/dnh2DaOkbNM

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が複数の国の議会でビデオ演説を行っている中、大韓民国国会演説の有無に注目が集まっている。

外交通商委員会のイ・グァンヂェ(李光宰)委員長は21日、news1TVとの電話を通じ、「(ゼレンスキー大統領の大韓民国国会演説と関連)まだ議論中の事案なので言い難い」とし、やや慎重な回答をした。

これに先立ちイ委員長は去る20日、毎日経済との電話で、「ゼレンスキー大統領の演説に関して国会レベル、外交通商委員会レベル、議員研究会レベルなど、3つの分野から意見を集めた。国会レベルの演説は不適切、外交通商委員会レベルでの演説は負担になるという意見である。現実的には多難である」と伝えた。

これに関連して、外交通商委員会の野党幹事であるキム・ソクキ(金碩基)議員(国民の力)は21日、news1TVとの電話インタビューを通じ、「民主党の幹事がその話を聞き、私が我が党の議員に意見を聞いた」とし、「皆が良いと、推進しようと言っていた。その旨を民主党の幹事に伝えた」と話した。

外交通商委員会の与党幹事であるイ・ヂェヂョン(李在汀)議員(共に民主党)は、「現在、議論している」とし、「幹事間の合意を前提に議論を進めたわけではない。各部分、与野党を併せて意見を述べている。おそらく意見がまとまれば、一度に整理して話せると思う」と説明した。

一方、ゼレンスキー大統領はイスラエルの議会演説で、ロシアの侵攻をナチスドイツのユダヤ人大虐殺のシナリオである『最終解決案(final solution)』に比喩して表現した。

ナチスドイツのユダヤ人大虐殺(ホロコースト)を取り上げ、民間人に無差別攻撃を加えるロシアの振る舞いに共感を得ようとしたものと見られる。

ゼレンスキー大統領はイスラエルに対し、「我々はなぜ武器を受け取れないのか、なぜロシアとロシア企業に対して強力な制裁を加えないのか」と問いながら、自国にミサイル防御システムを提供しないことを批判した。

同日、ゼレンスキー大統領はアメリカのCNNとのインタビューを通じ、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と交渉する準備ができている」とし、「交渉の試みが失敗した場合、ウクライナとロシアの戦争は第三次世界大戦に繋がりかねない」と警告した。

これに先立ちゼレンスキー大統領はアメリカ、カナダ、スイスなど、主要国の議会でビデオ演説を行い、国際社会の支援を訴えた。来る23日に日本の議会でもビデオ演説をする予定だが、日本の保守陣営と一部のネチズンは、彼がアメリカ議会の演説で真珠湾空襲に言及したことに不快感を示している。

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ソース:NAVER/news1(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.naver?mode=LSD&;mid=sec&sid1=004&oid=421&aid=0005981243

news1サイトは日本関連を削除した模様
https://www.news1.kr/articles/?4622777