退任を控えた文在寅(ムン・ジェイン)大統領が3日に行われた国務会議(閣議に相当)で、これまでの5年を振り返り「わが政府の5年は、国家的危機を、汎(はん)政府的な力量を総動員して克服した時間だった」として「日本の不当な輸出規制に対抗し、素材・部品・装置分野での自立の道を歩みながら『誰も揺るがせない国』の土台を確実に築いた」と述べた。

 文大統領はこの日、青瓦台(韓国大統領府)で行われた文政権最後の国務会議を主宰し「未曾有のコロナ危機では国民の命と経済を守るために全力を尽くし、ロックダウンなしの防疫と経済対応の双方で世界的な模範との評価を受けた」とした上で、上記のように述べた。

 さらに「危機克服の過程で、人を中心とした回復と、包容性の強化という方向性を守った」「新成長動力の創出とデジタル転換、炭素中立(カーボンニュートラル)時代の開拓という新たな挑戦に果敢に取り組んだ」と述べた。

また「堅固な国防と韓半島の平和構築のためにまい進し、国際協力を強化して外交の地平を大きく拡大した」「最近急変している対外経済安全保障の環境に対応するために、経済関連部処と安保関連部処が連携して機敏に対応している」と評価した。

 文大統領は「わが政府は最後まで危機克服に全力を傾け、先導国家への飛躍に向けて最善を尽くした政府」だとして「過去5年間の成果と努力が次期政権の役に立ち、大韓民国が引き続き発展していく足がかりになると期待している」と述べた。

ソン・ドクホ記者

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

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