【ソウル聯合ニュース】韓国の原子力安全委員会は9日、テレビ会議形式で開かれた第14回韓中日原子力安全上級規制者会合で、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の処分に関する環境モニタリングを強化するよう求めた。

会合は原子力の安全協力のため、2008年に始まった。

 今回の会合では原子力安全を巡る各国の懸案などを共有し、福島原発の処理済み汚染水の排出関連規制活動について議論した。

 会合に出席した韓国原子力安全委員会の林承喆(イム・スンチョル)事務処長は「福島汚染水を科学的・客観的かつ安全に、国政法・国際基準に沿う方式で処分しなければならない」として、「汚染水処分による環境への影響を綿密に把握するため環境モニタリングの強化が必要だ」と強調した。

聯合ニュース 2022.12.09 18:30
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