[ワシントン 27日 ロイター] - 在米ワシントンの中国大使館は27日、中国がロシアの民間軍事会社「ワグネル」を支援しているという疑いは「事実無根」という認識を示した。

米政府は26日、ウクライナに侵攻しているロシア軍を支援しているとして、ワグネルを「国際犯罪組織」に指定し、ウクライナでの作戦を支援するためにワグネルに人工衛星の画像を提供していたなどの疑いで中国に拠点を置く企業を制裁対象に加えた。

中国大使館の劉鵬宇報道官は、中国は一方的な制裁に反対するとした上で、中国政府はウクライナでの平和に向けた対話にコミットしていると強調。
「中国がロシアを『援助』しているという疑惑は事実無根で、憶測かつ意図的な誇張に過ぎない」とし、「米国はウクライナ問題と米ロシア関係に対応する際、いかなる形でも中国の正当な権利と利益を脅かすべきではない」と言明した。


ロイター
https://jp.reuters.com/article/idJPL6N34C084
2023年1月28日12:37 午前9時間前更新