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1919年、3・1運動の起爆剤となった日本の東京朝鮮人留学生たちによる2・8独立宣言書の手書きの英語原稿(写真)が104年ぶりに初めて発見された。
これまで確認された唯一の手書きの2・8宣言書で、春元(チュンウォン)李光洙(イ・グァンス=1892~1950)が書いた草稿である可能性が提起されている。

独立記念館の韓国独立運動史研究所は22日、2019年に米国ロサンゼルスの大韓人国民会記念財団が貸与してきた資料を分析して手書きの宣言書を発見したと明らかにした。
2・8独立宣言は1919年2月8日、東京YMCA講堂で留学生600人余りが独立宣言書と決議文を朗読した事件。

筆記体で書かれた6ページにわたる原稿には、最初の行のタイトルに「Korean Declaration of Independence(朝鮮独立宣言)」と書かれている。
韓日強制併合について、「a great blot on the history of the human race(世界興亡史に特筆すべき人類の大きな恥であり恥辱)」と表現し、
「we shall fight to the last drop of blood(日本に対して永遠の血戦を宣言する)」と書くなど、2・8独立宣言書のハングル本の内容がそのまま盛り込まれている。
手書き原稿の筆者は確認されていないが、1919年1月23~24日、李光洙が書いて決起する前に大韓人国民会に発送した英語の草稿である可能性が高いとみられている。

チェ・フンジン記者 choigiza@donga.com
Posted February. 23, 2023 09:02, Updated February. 23, 2023 09:02
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20230223/3979189/1