2023/02/28

 【ソウル共同】日韓間の懸案となっている元徴用工訴訟問題を巡り、韓国の朴振外相は28日、韓国最高裁で勝訴が確定した原告の遺族らとソウルで面会した。被告の日本企業が命じられた賠償支払いを、韓国政府傘下の財団が肩代わりするとの有力な解決案を説明。原告側代理人によると、外相側は財団が賠償肩代わりに充てる資金への「日本企業の自発的な参加(拠出)」を日本側に求めていると明らかにした。

 外相側は「(日本政府からの)おわびを受けるために努力している」とも語ったが、韓国政府として解決案を正式提示する時期は示さなかったという。

 朴氏は記者団に「合理的な解決案を速やかに準備する」と述べた。

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