在日ミャンマー人たちが3日、外務省前で抗議行動をした。クーデターで実権を握ったミャンマー国軍から、自民党の麻生太郎副総裁と、
元郵政相の渡辺秀央・日本ミャンマー協会長に2月、名誉称号と勲章が贈られたことに対し、日本政府の見解を求めた。

【写真】クーデターで実権を握ったミャンマー国軍への制裁やODAの停止などを求める在日ミャンマー人ら
=2023年3月3日午後4時30分、東京都千代田区霞が関2丁目、平山亜理撮影
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20230303003687.html?oai=ASR336JXFR33UTIL01S&ref=yahoo

 デモに集まったのは、約20人。「無差別に虐殺しているミャンマー軍を制裁しろ」「暴力ミャンマー軍と麻生副総裁の関係を解明しろ」などと声を上げた。
その後、岸田文雄首相らにあて、外務省を通じて要請文を提出した。

 要請文では、勲章を受けたニュースにミャンマー人たちは「大きなショックを受けている」とし、
麻生氏ら政府要人が国軍司令官からの受勲の申し出を断らなかったことで密接な関係が明らかになったとし、日本政府には説明責任があるとした。
また、日本からのODAの資金が軍による国民の弾圧に使われているとし、ODAの停止を求めているのにもかかわらず継続する理由の回答も求めた。(平山亜理)

3/3(金) 21:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0a750028254df24bd6d0dbd39231a21e9e419f