【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は8日、李度勲(イ・ドフン)同部第2次官がオーストリアで7日(現地時間)に国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と会談し、日本による東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出、北朝鮮の核活動の動向などを巡り協議したと発表した。

 李氏は汚染水に関し、科学に基づき日本の海洋放出計画に対する徹底した安全性の検討を継続するようIAEAに求めた。また、IAEAの活動の透明性向上などのため、韓国の専門機関と研究所が引き続きIAEAの活動に加われるよう協力を要請した。

 IAEAが実施中の汚染水の検証活動について、韓国を含め太平洋の島国などの利害関係国とさらに積極的に意思疎通を図ってほしいとも求めた。 

 北朝鮮の核問題を巡っては、IAEAが核活動のモニタリングを続け、北朝鮮核問題に対する国際社会の警戒心を高めることに寄与していると評価した。

 グロッシ氏は北朝鮮核問題に対する国際社会の憂慮に全面的に共感すると応じ、IAEAは北朝鮮の核の検証準備態勢を徹底して維持していると説明した。

 李氏は6日(現地時間)にオーストリアでIAEAの定例理事会に出席した。福島第1原発の汚染水の海洋放出に関し、科学的、客観的な観点で安全に、かつ国際法と国際基準に沿って処理されるべきだとする韓国政府の立場を表明し、日本側の責任ある対応を求めた。

聯合ニュース 2023.03.08 10:17
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