2023年3月22日、韓国・世界日報が日本と韓国のスクールゾーンを比較する記事を掲載し、注目を集めている。

記者が16日午後4時から1時間ほど、ソウル市江南区にある鶴洞小学校の正門前のスクールゾーンを取材したところ「危険極まりない」状態だった。

信号のない横断歩道で一時停止した車はたった3台(93台中)で、一方通行の道路を逆走する車やバイクも見られた。
同小学校に通う女子児童は「車が速いスピードで通り過ぎ、子どもが車道に飛び出すことも多いので、友達同士で『車に気をつけて』と注意し合っている」「トラックが猛スピードで通るときは本当に怖い」と話したという。

《中略》

一方、記者が20日午前7時に東京新宿の牛込仲之小学校周辺を取材した際は、車が通学路横の一方通行道路を時速20キロメートルほどで走行。
横断歩道では速度を落とし、子どもの姿が見えると一時停止し、渡り切るまで待っていた。
信号や交通整理の人員は見当たらなかったが、20分間に通過した約20台の車全てが同じ動きを見せたという。

《中略》

記事は「日本の最大の特徴は住民の自発的な参加によりスクールゾーンが運営されていること」とし、「京都市南区の住民が描く黄色いカエルがその一例だ」としている。

南区の道路には「止まれ」との文字と共に大小さまざまな黄色いカエルが280匹ほど描かれている。
この「カエルカキ」というイベントは1971年に始まり、当初は落書きと勘違いされたりもしたが、運転手や子どもの注意をひく効果があり、約50年にわたり続いているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「アジアの先進国は日本だけ」「韓国は飲酒運転で捕まった人でも大統領候補になれる国だから」「法律を強化し制度を改善したところで解決する問題じゃない。こういった基本的意識の問題は、家庭・校内教育を根本的に見直さなければならない」「韓国の一番の問題は路上駐車の多さだ。子どもが飛び出してきても見えないから、速度30キロを守っていても事故を起こしそうで怖い」「日本人は交通ルールや一般的な秩序を守ることを当たり前と考えている。だから韓国のような乱暴運転はあまり見られない。学ぶべきところは学ぼう」などの声が寄せられている。

(翻訳・編集/堂本)

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Record Korea 2023年3月23日(木) 21時0分
https://www.recordchina.co.jp/b911267-s39-c30-d0191.html
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230323/b4f4235fc3b9b1267fb0cc52cae3092f.jpg