※配信元タイトル原文
12歳の少女までが性奴隷──中国における北朝鮮女性の人身売買が「成長産業」に 最新レポートより

<中朝国境における人身売買は日本円にして約140億円規模の産業となっている。コロナ禍で悪化した、北朝鮮女性たちの苦境について>

北朝鮮の女性と少女たちが虐待、性暴力、強制結婚など奴隷的な扱いを中国で受けている。

なかには12歳の少女までもが人身売買業ブローカーによって取引の対象とされ、そのようなケースが増加していることを示す最新報告書が、オランダを拠点とする国際人権法律事務所「グローバル・ライツ・コンプライアンス」によって発表された。

脱北して「レッドゾーン」と呼ばれる中朝国境沿いの地域に到着した後、強制的に結婚させられるなどの人身取引ビジネスは中国で近年急成長しており、その規模は年間1億500万ドル(約140億円)にも達するという。

新型コロナによるロックダウンで国境が閉鎖されたことも、北朝鮮の女性と少女たちの窮状を悪化させた背景にある。

韓国の脱北者たちの情報や研究者による分析の結果、中国で危険にさらされている北朝鮮難民の数は、国連が発表している10万人という人数の2倍以上にもなっているという。

《後略》

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Newsweek 2023年03月29日(水)08時57分
ケント・マシング
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2023/03/12-1_1.php
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