【NEWSIS】韓国外交部(省に相当)は20日、日本の海上保安庁の巡視船がここ1カ月で8回、独島の周辺海域に出没したことについて、「わが国の主権に影響を及ぼすことはない」とコメントした。

 韓国外交部の任洙?(イム・スソク)報道官は同日の定例会見で「独島は歴史的・地理的・国際法的に明白なわが国固有の領土」とした上で「わが政府は独島に対し、確固たる領土主権を行使している」と述べた。

 さらに「日本の巡視船が独島近海に出没したこと自体は、独島に対するわれわれの主権にいかなる影響も及ぼし得ない」「外交部は関係部処(省庁)と情報を共有し、独島に対する日本側のいかなる挑発にも断固として対応していく」と主張した。

 任報道官は「日本の巡視船の出没については、関連機関が対応指針に基づいて必要な措置を取っていると聞いている」と述べた。

 国会国防委員会所属のチョン・ソンホ議員(共に民主党)が韓国海洋警察庁から入手した資料によると、日本の巡視船は韓日首脳会談が行われた先月16日以降、1カ月で8回独島周辺海域に進入した。

 日本の巡視船は首脳会談から五日後の3月21日未明と夜、同27日、4月2日、5日、9日、10日、16日にそれぞれ1回ずつ独島近海に出没した。

NEWSIS/朝鮮日報日本語版 2023/04/20 19:05
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