<騒音などのトラブルから撮影スタッフを住民が襲う事件も──>

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ネットフリックスに限らず、多くの動画配信サービスでは韓国ドラマが人気だ。
それだけに、韓国のドラマ制作現場では、ヒットコンテンツを生み出そうというプレッシャーからか、撮影中の一般市民とのトラブルが続発している。ハンギョレ新聞など韓国メディアが報じた。

|パク・ウンビン新作で撮影スタッフが襲われる

ソウル恵化警察署は、明け方のドラマ撮影現場にレンガを投げた容疑で40代の男性を在宅起訴し捜査していると明らかにした。

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|トラブル発生のたびに"再発防止"を約束

トラブルが起きるたびに、制作会社は"再発防止"を約束するが、この『無人島のディーヴァ』以外にも今年に入って少なくとも3件の撮影現場での一般市民とのトラブルが起きているという。

3月下旬、あるネットの掲示板に「ネットフリックス、マスクガールの撮影チームの蛮行です」というタイトルの投稿が掲載された『マスクガール』は同名のウェブ漫画が原作のドラマで、ベテラン女優コ・ヒョンジョン、AFTERSCHOOLのナナなどが出演するネットフリックスオリジナル作品だ。

投稿者は「夜11時にうるさい音が外でしきりするので、窓の外を見たら撮影チームと見られる人たちが自宅前の路地で撮影機材をおろしていた」「30分過ぎてもうるさい音がしていた。ロケの自動車が帰ったので(家を出て)行ってみたら、白い粉を(路地)に撒いた跡があり、綿のようなゴミも無断で廃棄していた」と告発した。

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|IUとパク・ボゴムの新作でもトラブル!?

またドラマの撮影チームが地方のお祭りにやってきた観光客の迷惑になるケースもあった。
4月26日、あるネットの掲示板に「高敞青麦祭りのドラマ撮影迷惑」というタイトルの書き込みが掲載された。

投稿者は「4月19日3時間を走って(全羅北道高敞の)祭りに行った。菜の花畑に入って写真撮って歩いていたら、一人のスタッフが制止して『ドラマ撮影しているので、これから先は行けない』と言う。それで別の道に回って(ドラマの)撮影している方向の菜の花を撮ろうとカメラを持った瞬間、『写真を撮らないでください』と怒鳴られた」という。

投稿者は「撮影現場は誰がいるのか肉眼でまったく識別できないほど遠い距離だった」「観光客が最も多い午後4時に貸し切ったように道を塞ぎ、写真も撮ってはいけないという。ドラマ撮影のために多数の観光客たちがなぜ被害を受けなければならないか?」と皮肉った。

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ドラマの制作会社だけが問題を起こしているのではない。
3月中旬から、ソウル市恩平区津寛洞に位置した2階の一戸建て住宅の建物で撮影をしたケーブル局チャンネルAの芸能番組『ハートシグナル4』も深夜に撮影を行って騒音が問題になったほか、ドローン撮影によって住民のプライバシーを侵害。
さらには撮影車両が不法駐車をするなどで住民の反発を買った。

世界的にも注目を集め、投資を呼び込んでいる韓国のエンターテイメント業界。
だが、そのメインターゲットが韓国国民であることはこれからも変わらない。
その意味では国民に反発を受けるようなことはまったく得策でないことを業界関係者は肝に銘じるべきだろう。

全文はソース元でご覧ください
Newsweek|2023年5月2日(火)12時24分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2023/05/post-101546_1.php

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