【ソウル聯合ニュース】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が3日(現地時間)発表した2023年の世界各国の報道自由度ランキングで、対象180カ国・地域のうち、韓国は47位だった。前年の43位から四つ順位を下げた。

RSFは各国の報道の自由を取り巻く環境を評価し、自由度を5段階にレベル分けしている。韓国は米国やカナダ、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなどと共に、2番目に自由度が高いグループに入った。

 RSFは韓国を「コミュニケーション技術のフロントランナー」で「言論の自由と多元主義を尊重する自由民主主義国家」と評価する一方、「伝統と企業の利害関係によりメディア関係者が監視者としての役割をしっかり果たせないケースもままある」とした。情報の自由に関する韓国の法律は国際基準に合致しているとしたが、名誉毀損(きそん)による懲役刑に言及し、メディアが報道時に個人名や企業名などを伏せることもあり得ると指摘した。

 北朝鮮は22年と同じく最下位、中国は前年より四つ低い179位だった。

 1位は7年連続でノルウェー。アイルランド、デンマークと続いた。米国は45位、日本は68位だった。

 ウクライナ侵攻を続けるロシアは前年の155位から164位に後退し、ウクライナは106位から79位に大きく順位を上げた。

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聯合ニュース 2023.05.03 15:57
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