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モーテルを丸ごと借りて地下から送電管埋立地点まで穴を掘って
石油盗難を試みた一味8人がすべて検察に引き渡された

大田警察庁の強力犯罪捜査隊は9日、送油管安全管理法違反の疑いがある総責任者A(58)氏、
資金提供者B(55)氏など4人を拘束し、残りの4人を 不拘束で送検したと明らかにした

A氏ら8人は去る1月から3月初めまで、忠清北道・清州にあるモーテルを丸ごと借りて
近くにある送油管にある石油を盗み出すため、シャベルやつるはし、熊手などを使って
地下室の壁面を突き破り、長さ約9mの穴を掘って送油管から油を抜き取ろうとした疑いが持たれている

穴は横81cm、縦78cmの大きさで、油送管にほぼ隣接するところまで掘ったという
当該送油管はモーテルと国道の間にある国道沿いに埋まっており、この国道には
1日に約6万5000台が通行することが分かった

A氏らは技術者であるC(65)氏を昨年5月に出所した後、昨年10月から共謀し、総責任者、
資金担当、技術者、掘削作業班長などの役割を分担して犯行を行った
特に、技術者は過去に大韓送油管公社に勤務し、同種の前科があったと把握された

これに先立ち、昨年10月、一味は玉川のあるガソリンスタンドを借りて、近くに埋立された
送油管から石油窃盗を試みたが、犯行中に水が多く出て失敗したこともあった
ただ、警察は油類窃取のために送油管に窃取施設を設置しなければ犯罪行為として認められないが
玉川ガソリンスタンドの場合、穴を掘るだけの犯行と判断した

犯行のため、彼らはガス埋設表示を確認し、探査機を購入して送油管埋立地点を確認し
現在、犯行場所は関係機関の協力で原状回復された状態だと警察は説明した

キム・ジェチュン刑事課長は「犯行中に爆発事故や道路崩壊などの事故で大きな
人的被害が発生する可能性があった」とし、「社会的・経済的価値の高い特別財産である
送油管に対する導油事件は、爆発や火災で大きな被害はもちろん、環境破壊など甚大な影響を
及ぼす可能性があるため、類似犯罪に対して断固として対処する」と述べた

登録 2023.05.09 11:04:48編集2023.05.09 11:54:05
https://www.newsis.com/view/?id=NISX20230509_0002295721