誠信(ソンシン)女子大学の徐?徳(ソ・ギョンドク)教授が韓国国内の観光地の一部の食堂がメニューでキムチを「泡菜」と表記していると指摘した。これは「キムチ工程」を広げる中国に「格好の口実を提供するもの」としながら誤記を正すよう提案した。

徐教授はメディアに送ったメールで「国内主要観光地周辺食堂のメニューでは普通韓国語でメニューを先に紹介した後、英語、日本語、中国語などで翻訳してある。ところがキムチチゲ、キムチギョーザなどキムチが主材料として使われる料理でまだ泡菜と翻訳しているところが多い」と明らかにした。

彼が添付した写真ではキムチの中国語訳である「辛奇」の代わりに「泡菜」と表記されている。泡菜は中国四川省地域の野菜の漬け物を意味する。中国はこれを根拠に自国が「キムチ元祖国」と主張する。

徐教授は「中国はキムチ挑発記事、キムチ(情報)歪曲などにより持続して『キムチ工程』を広げている。中国の歪曲に対抗し積極的な対応も必要だが韓国国内で間違って使われている表記もやはり正さなければならない」と強調した。

中央日報日本語版 2023.05.17 12:01
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